コロナが収束したら行きたい!お薦めの場所【第3位】

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100,000マイルで行けるお薦めの場所

新型コロナウィルス問題が社会に大きな影響を与えている中で旅行の記事を更新するのは不謹慎かと思ったりもするのですが、こんな時だからこそ楽しい事を考えたいという人もいるでしょうし、嫌な人はわざわざ読まないと思いますので旅企画を考えました。
「コロナが収束したら行きたい!100,000マイルで行けるお薦めの場所10」です。
ああこんな所も良いなあと思ってもらえたら嬉しいです。
今回は【第3位】を紹介します。
ちなみに前回【第4位】はこちらです。

コロナが収束したら行きたい!お薦めの場所【第4位】
100,000マイルで行けるお薦めの場所 新型コロナウィルス問題が社会に大きな影響を与えている中で旅行の記事を更新するのは不謹慎かと思ったりもするのですが、こんな時だからこそ楽しい事を考えたいという人もいるでしょうし、嫌な人はわざわざ読まな...

第3位 スリランカ

スリランカはインド洋に浮かぶ「インド洋の宝石」とも称される島国です。
国土の大半を森が占める小さな国ですが、まさに宝石箱のような魅力に溢れています。
他の都市との整合性を取ろうとどこか1つを取り上げて紹介することも考えたのですが、この小さな国土の各地に魅力的な場所が点在しているので、ここはあえてスリランカとして紹介させて頂きます。
豊かな自然、数多くの遺跡に加えて紅茶の国、宝石の国としてもよく知られています。
インドの近くにありますが、インドとは全く違う魅力を持つ国がスリランカです。
本当に魅力の多い場所なのです。

●国名 スリランカ民主社会主義共和国
●面積 6万5,610km2(北海道の約0.8倍)
●首都 スリジャヤワルダナプラコッテ
●言語 シンハラ語、タミル語
●通貨 スリランカ・ルピー

経済の中心 コロンボ

スリランカの都市というとコロンボが有名ですが、首都はコロンボとも近い場所にあるスリジャヤワルダナプラコッテと言う都市です。
ただ実際の経済の中心地はやはりコロンボであり、鉄道やバス交通網の中心もコロンボと言えます。
コロンボは発展途上国の牧歌的なイメージとは程遠い高層ビルが建ち並ぶ大都市で、尚建設ラッシュが続いています。
インド洋に面する海岸に沿って長く道路が続く景色は美しく、コロンボの良いアクセントになっています。

8つの世界遺産

2020年5月現在、スリランカには文化遺産6件、自然遺産2件と併せて8件が世界遺産に登録されています。
どれも一度は観ておくべき遺産ばかりです。
世界遺産に登録されているのは以下の8つです。

●古都シーギリヤ
●聖地キャンディ
●ダンブッラの黄金寺院
●ゴールの旧市街と要塞
●聖地アヌラーダプラ
●古都ポロンナルワ
●スリランカの中央高地
●シンハラジャ森林保護区

古都シーギリヤ

Photp by makoto.h

世界遺産の中には実際に現地に行ってみると思っていたものと違っていたでり、少しがっかりしたりと言う事が時にありますが、シーギリヤにはそんな心配は無用です。
月次な表現ですが、誰もが圧倒される超一級の世界遺産と言えるものです。
シーギリヤはスリランカの中央部にあり、5世紀頃には王宮があった場所です。
四方が高さ約200mの切り立つ絶壁になった巨大な岩「シーギリヤロック」の上にある王宮跡と、岩を取り囲む水庭園や水路などの跡が世界遺産に登録されています。
シーギリヤロックは森の中に突然ドーンとせり出たかの様に建っていて、その存在感は圧倒的です。
シーギリヤロックの頂上には登る事ができ、登った先には王宮の跡があります。
頂上から見る風景は正に絶景で、360度森に囲まれた景色が地平線まで続きます。
中腹にはシギリヤ・レディの名で知られるフレスコ画の女性像が描かれています。
実の弟の襲撃を恐れた国王が断崖の上に王宮を建てたという経緯を聞くと、果たして王様はどんな気持ちでこの景色を見ていたのだろうと想像力が刺激されます。
是非一度は訪れるべき遺産です。

聖地キャンディ

Photo by makoto.h

長く歴史に埋もれていたシーギリヤとは違って、キャンディは19世紀初頭までキャンディ王国の都が置かれていた古都です。
現在でも約12万人の人口を誇る、スリランカの中部州を代表する都市です。
スリランカにおける仏教の聖地でもあります。
キャンディ王宮や仏陀の歯があるとされる仏歯寺ダラダー・マーリガーワ寺院など重要な遺跡がたくさんあります。


キャンディ駅は白い駅舎にシンハラ文字で駅名が書かれていてとても印象的です。

ゴール旧市街と要塞

ゴールはスリランカの南部にあるゴール県の県都です。
インド洋に突き出した半島に砦で囲まれた形で形成された要塞都市がゴールの旧市街として世界遺産に登録されています。
ゴールはポルトガル、オランダ、イギリスからの支配を経てきた歴史があり、そうした欧州列強の文化の影響を受けた灯台、時計台、教会などが残っています。

紅茶の国

スリランカは日本ではセイロンの名前でも知られる紅茶の国でもあります。
スリランカでは主にヌワラエリヤ、ディンブラ、キャンディ、ウバ、ルフナの5つのエリアで紅茶が生産されており、さらに標高によっても3つの品質に区分されています。
コロンボなど都市部には紅茶専門店がたくさんありますし、レストランやカフェでも紅茶を飲むことができます。
実際、どのお店で飲む紅茶も美味しいので驚いたりします。

スリランカの食事

スリランカの食事は基本的にカレーです。
インドのカレーとも違う深みのある味が多いです。
スリランカの都市部や観光地では衛生的なレストランも多く、美味しい料理が頂けます。

魅惑のバワ建築

スリランカの魅力を語る上でもう一つ欠かせないのが、スリランカの誇る建築家ジェフリー・バワの残したホテルをはじめとする建築物の数々です。
バワ氏はアジアンリゾート様式の建築に大きな影響を与えた人物で、インフィニティプールを最初に創ったことでも知られています。
スリランカでも多くの建築物を手掛けています。

ヘリタンスカンダラマ

バワ建築の傑作として知られるのが、ヘリタンス・カンダラマ・ホテルです。
森の中に埋め込まれているかのように幅約1kmに渡ってホテルが自然と溶け込んでいる様は現代的な建築物とは対照的で強烈な印象を残します。
ホテルは自然の一部という感覚で、天然の岩がそのまま建物に残されていたりします。
ホテルのサービスの質は高く、食事も美味しいのですが、猿の子供がベランダまでやって来たり、湖で象が散歩していたりします。
このホテルに泊まるためにスリランカに来る人も少なくないほど世界中にファンのいるホテルです。

スリランカへのアクセス

スリランカにはスリランカ航空が成田からスリランカへの直行便を運航しています(2020年5月現在は運航停止中)。
JALもスリランカ航空との共同運航(コードシェア)便という形で運航しています。
スリランカ航空はJALと同じワンワールド・アライアンスに加盟しているのでJALのマイルを特典航空券に交換することができます。
シンガポールやバンコクなどからも多くの路線が就航しているので、経由ルートであればいくらでも行く方法はあります。

●ANA 直行便無し
●JAL  コードシェア便を運航
●スターアライアンス 
 ・エコノミー 3,8000マイル
 ・ビジネス  63,000マイル
●ワンワールド
 ・エコノミー 47,000マイル
 ・ビジネス  85,000マイル

スリランカの治安

スリランカは普段街を歩いていて身の危険を感じるような国ではありませんが、2019年4月にはコロンボで連続テロ爆破事件があり非常に怖いイメージを持っている人もいるかも知れません。
実際私の友人もこの日にスリランカに旅行に行っていて非常に心配しました。
結局この友人はコロンボから離れた東側の町にいて、何が起きているのかよく分からない感じでした 苦笑。
この事件は犯行グループ側にたまたま注目度の低かったスリランカが犯行場所に選ばれてしまったいう不運な側面があるようです。
その意味では日本も含めて絶対に安全な場所はないと考えなければ行けないのかも知れませんね。
日常的にはそんな殺伐とした空気はありませんが、スリや窃盗のような犯罪には注意する必要があります。

新型コロナの状況

スリランカは2019年の観光客の落ち込みから回復しようとした矢先に新型コロナ問題が追い打ちを掛けて厳しい対応を迫られています。
スリランカの空の玄関口バンダラナイケ国際空港では3月18日から入国を停止しています。
スリランカ政府は国内の県をリスクの高い県と低い県に分け、コロンボ県などリスクの高い県では5月11日朝までの外出禁止措置を実行しました。
リスクの低いとしていた県に関しても5月7日からは11日までの外出禁止を打ち出しました。
まだまだ余談を許さない状況ですが、政府は感染拡大の封じ込めに徹底的に取り組んでいると言えます。

まとめ

スリランカは美しい自然と数多くの歴史、豊かな文化を持つ国です。
魅力が多すぎて今回の記事だけでは到底書ききれないほどです。
スリランカについては別に紹介する特集記事を書きたいと思います。
日本から直行便で行ける場所でもあります。
きっと一度では魅力ある場所を周りきれずに、また来たいと思うことになります。
新型コロナが収まった時には是非行ってみることを検討してみて下さい。
今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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