コロナが収束したら行きたい!お薦めの場所【第4位】

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100,000マイルで行けるお薦めの場所

新型コロナウィルス問題が社会に大きな影響を与えている中で旅行の記事を更新するのは不謹慎かと思ったりもするのですが、こんな時だからこそ楽しい事を考えたいという人もいるでしょうし、嫌な人はわざわざ読まないと思いますので旅企画を考えました。
「コロナが収束したら行きたい!100,000マイルで行けるお薦めの場所10」です。
ああこんな所も良いなあと思ってもらえたら嬉しいです。
今回は【第4位】を紹介します。
ちなみに前回【第5位】はこちらです。

第4位 ペナン島(マレーシア)

ペナン島はマレーシア北東部にある「東洋の真珠」とも称される美しい島です。
厳密にいうと島の対岸部分まで含めてペナン州なのですが、会話で「ペナン」というとペナン島を指す事が多いです。
ペナン州全体では人口150万人余りとマレーシア有数の人口を誇る地域でもあります。
ペナン島だけでも約70万人の人口があります。
美食の島と知られ、休日になると近郊の都市や首都クアラルンプールからも大勢の人がやってきます。
世界遺産ジョージタウンを抱え、街中に路上アートが散らばるアートの街でもあります。
ビーチリゾートや自然公園も充実しています。
日本で余り知られていない事が不思議なほどに魅力溢れる島なのです。

●名称 ペナン(Penang)
●場所 マレーシア ペナン州
●言語 マレー語
●通貨 リンギット

温暖な島

ペナン島はマレーシア北東部に在る、南北約25km、東西15kmに渡る島です。
年間を通じて温暖で湿度も高い気候です。
日本でマレーシアのリゾートというとランカウイコタキナバルをイメージする人が多いようなのですが、個人的にはどう考えても見所の多さや食事の豊さなどペナンに歩があると思うので不思議な気がします。
一方でマレーシアへの移住を考える人にはペナンは人気が高く、済みやすい街というイメージが浸透していることが伺えます。

世界遺産ジョージタウン

ペナンにはたくさんの観光名所がありますが、観光の中心となるのが世界遺産「ジョージタウン」です。
ジョージタウンは18世紀後半のイギリス植民地時代の建物を基盤にさまざまな文化が融合して独特の雰囲気を形成している町で、地域全体が世界遺産として登録されています。
多様な民族が通り毎に居住地域を分けて生活しているのが特徴的で、キリスト教の協会、仏教寺院、モスクなどが次々に現れます。

イースト&オリエンタルホテル

ジョージタウンの端の海沿いに建つ、ペナンを代表するヘリテージホテルが「イースト&オリエンタルホテル」です。
ペナン島には名だたる高級リゾートホテルが幾つも建っているのですが、歴史的経緯や建物の美しさなどで存在感は際立ちます。
真っ白な建物と海とのコントラストはとても印象的ですし、今や名物となっているドアマンや質の高いサービスなどホテルだけでも見所は満載です。

ブルーマンション

存在感という意味では、やはりジョージタウンの中にある「チョン・ファッ・ツェ・マンション」も負けていません。
19世紀に巨万の富を築いた富豪チョン氏が構えた豪邸跡で、外壁が美しい青色に塗られていることから「ブルーマンション」の名で知られています。
現在はホテルとなっていますが、宿泊客でなくても1日数回の見学ツアーに参加すれば中を見る事ができます。

路上アート

ジョージタウンの町を散策していて楽しいのが、街のあちこちに描かれている路上アートの作品群です。
作品のレベルは非常に高く、思わずハッとするものも少なくありません。
路上アートを探しながら街を歩き回るのもジョージタウンの魅力の1つです。

美食の街

ペナン島で忘れてはいけないのが「美食の街」のグルメの数々です。
ペナンはとにかく料理が美味しくて安いのです。
週末には美味しいものを求める人が本土から島に渡ってきます。
ペナンにはいくつもの屋台街があり、夜には地元の人や観光客で賑わいます。
大抵は屋体街を囲むように屋台のお店が並んでいて、好きな店で欲しい物を頼んでテーブルの番号を伝えるとテーブルまでもってきてくれます。
英語やマレー語ができなくても、料理を指差せば大丈夫です。
料理は本当に美味しいものが多く、衛生レベルもかなり高いです。
他のアジアの都市では中々考えられない事ですが、現地のかき氷を食べても誰も食あたりを起こしませんでした(個人差があるのでよいこはマネしないで下さいね)。

リゾートも充実

ペナン島は北側の海沿いを中心にビーチリゾートや大型ショッピング施設が並んでいます。
高級ホテルや高級コンドミニアムが多いのもこのエリアです。
但しマレーシアの海はどこも基本的にそこまで美しくはありません。
セブ島(フィリピン)の海のような澄んだ色の海を期待するとアレッということになります。

ペナンへのアクセス

ペナンにはペナン国際空港がありますが、2020年5月現在、日本からペナンへの直行便はありません。
それでも東南アジアを中心に多くの航空会社がペナンに路線を就航しています。
マレーシア航空やシンガポール航空の便を利用する方が多いと思います。
マレーシア航空はJALと同じワンワールド、シンガポール航空はANAと同じスターアライアンスの加盟航空会社なのでJALやANのマイルを使って特典航空券に交換することができます。

●ANA 直行便無し
●JAL  直行便無し
●スターアライアンス
 ・エコノミー 38,000マイル
 ・ビジネス  63,000マイル
●ワンワールド・アライアンス
 ・エコノミー 45,000マイル
 ・ビジネス  80,000マイル

ペナンへはクアラルンプールから鉄道を使って行く事もできます。
ペナン島には本島と繋がる鉄道はありませんが、島の対岸にバターワース駅があります。
バターワース駅はクアラルンプールの他シンガポールやタイの都市とも結ばれています。
バターワース駅からは連絡橋や連絡船を使ってペナン島に渡る事ができます。

ペナンの治安

ペナンは比較的に治安の良い島と言われています。
さまざまな人々が共存している街なので、場所によってはちょっと怖いと感じるところも無くはないですが、昼間などはどこに行くのも余り問題はありません。
夜も観光エリアや屋台、ショッピングエリアなどは大勢の人で賑わっています。
但しやはり外国だし、さまざまな人種が入り乱れている島なので観光客目当てのスリやひったくりには注意が必要です。

新型コロナの状況

マレーシアでも他の国々と同じ様に新型コロナウィルスの感染拡大が深刻な影響を与えました。
クアラルンプール郊外のモスクでの礼拝が集団クラスター化していまったケースもあり、3月下旬には感染者数の大幅な増加が続いてしまいました。
ただその後の対応は非常に早く、3月18日からの事実上の国境封鎖と活動制限令開始を宣言し、徹底した感染拡大の封じ込みを実施しました。
マレーシア保健省は、国内の地域を感染の危険性に応じて、

●レッドゾーン
●オレンジゾーン
●イエローゾーン
●グリーンゾーン

の4つに分け、段階に応じた活動制限と消毒を行っています。
4月14日の時点でペナン州はオレンジゾーンとなっていました。
マレーシア保健省の発表によると、2020年4月30日時点におけるマレーシアの感染者数等は以下のようになっています。

●感染者数 5,945名
●退院者数 4,087名(全感染者数の68.75%)
●死亡者数 100名(全感染者数の1.68%)
●現時点の入院者数 1,758名(40名がICU、18名が要呼吸補助)

マレーシアでは3月18日から全土で活動制限令が発令されています。
活動制限令の期限は5月12日までとなっています。
その一方でマレーシアの新規感染者数は減少傾向を示しており、これを受けて5月1日にはムヒディン首相が5月4日から大半の経済活動の再開を認めると発表しました。
但し映画館やテーマパークなど大勢の人が集まる活動に関しては制限を継続するとの事です。
マレーシアも再感染のリスクを睨みながら、徐々に正常化へと舵を切っているようです。

まとめ

ペナン島は東西の交流の拠点として人々が往来し発展してきた街です。
さまざまな文化、宗教が融合してこの島にしかない魅力を醸し出しています。
歴史豊かなジョージタウンから現代的な海辺のショッピングエリア、ビーチリゾートなど思い思いの楽しみ方ができるとっても魅力いっぱいの島です。
新型コロナウィルス問題が収束したら、この島を訪れて美味しい料理をお腹いっぱい楽しみたいですね。
今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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