ANAポケットの有料プラン「ANA Pocket Pro」は実際どれだけマイルが貯まるのか。詳しく解説します。

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マイレージ

ANAポケットの有料プラン

日常生活の中で散歩したり電車に乗ったりして「移動する」だけでANAマイルやさまざまな特典を獲得できるANA Pocket(ANAポケット)を利用している方も多いと思います。
飛行機に搭乗したり、クレジットカードで買い物をしなくてもマイルが獲得できる貴重なサービスなのですが、このANA Pocketを始める時に考えるのが有料プランにするべきかどうかという選択です。
ANA Pocketの有料プラン(ANA Pocket Pro)は月額550円の料金が掛かるサービスです。
無料で気軽に楽しみたいという人はそれはそれで全然良いと思うのですが、それだけの料金を払ってもそれに見合う以上のマイルが貯まるなら有料プランにしたいと考えている方も少なく無いと思います。
そこで今回は有料プランのANA Pocket Proで具体的にどれくらいのマイルが獲得できるのか、事例をあげて確認してみます。
ANA Pocketの概要や使い方については関連の記事を参照下さい。

ANA Pocket Pro(ANAポケット・プロ)

ANA Pocket Proは月額550円(税込)の費用が掛かる有料プランです。
ANA Pocket Proでは無料プランよりもポイントが貯まるチャンスが多くあり、デジタルギフト券などの特典が当たるガチャやANAマイルが当たるガチャを少ないポイントで回す事ができます。
それでいて当たるマイル数などは高くなります。
たくさんマイルを貯めたい方に向いているプランです。

マイルガチャが回せます

ANA Poket Proメンバーはマイルガチャを回す事のできるガチャです。
マイルガチャは無料プランで回せるプチマイルガチャより圧倒的に多くのマイルを獲得できます。
通常は1,000ポイントで1回マイルガチャを回す事ができます。
プチマイルガチャが1マイル以上であるのに対し、マイルガチャでは必ず7マイル以上が当たります。
更に通常より多くのマイルがもらえるマイル・ブーストも不定期で開催しています。

ガチャを回す為にはポイントが必要

ガチャを回す為にはポイントが必要になります。

ANA PocketではまずANA Pocketのポイントを獲得する必要があります。
貯めたポイントをお得なクーポンやアイテムに変えたり、ポイントを使ってマイルやクーポンが当たるガチャを回したりする流れになります。
ポイントを獲得するには以下の方法があります。

・チャレンジ
・チャレンジ(チェックイン)
・動画視聴
・友達招待
・MAP投稿
・ミッションボーナス

チャレンジ

ANA Pocketには毎日の移動によってポイントを獲得する「チャレンジ」という仕組みがあります。
毎日【徒歩で2km P500】といった形で移動手段と距離を設定したチャレンジ目標がいくつも設定されますので、その日に達成しようとする目標にエントリーします。
目標にはいくつでもエントリー可能です。
設定された移動手段で必要な距離を移動するとポイントが獲得可能になります。
翌日には進行中のページに達成した目標が表示されており、ポイントが獲得できるようになっているのでタップしてポイントを獲得します。
ANA Pocketでは以下の手段で移動することによってポイントを獲得できます。

・徒歩
・自転車
・電車
・車
・モノレール
・飛行機

どれくらいのマイルを獲得できるのか

それでは有料プランのANA Poket Proに入るとどれくらいのマイルを獲得できるでしょうか。
ANA Pocket Proではマイルだけでは無くクーポン券など他のさまざまな特典に替えることもできますが、ここではマイルを貯める事にこだわった形で検証します。
移動でポイントを獲得する【チャレンジ】で獲得できるマイルには会員ステータスによって、また時期によっても違いがありますが、今回はANA Pocket Proメンバーが2024年5月の特定の日に提示された獲得ポイントを基準にして検証します。
実際にチャレンジする際に若干の差が生じる可能性がありますのでそこは御理解下さい。

Case1 毎日電車通勤する人

郊外、あるいは県外から都心に通勤して働いているという方も少なくないですよね。
例えば週5日浦和駅から新宿駅まで電車で通勤すると片道20km強(往復40km強)の距離になります。
2024年5月某日のANA Pocket Proのチャレンジ項目では以下の項目が該当しました。

・電車で10km移動 P500
・電車で20km移動 P500
・徒歩または電車で20km移動 P500
・電車またはモノレールで30km移動 P500
・電車またはモノレールで40km移動 P500

これらの項目は重複して獲得できるので往復40kmの電車通勤であれば1日2,500ポイント、月20日間通勤として5万ポイント獲得できます。
自宅も会社も駅直結という方はほぼいないでしょうから徒歩1kmは歩くのではないでしょうか。

・徒歩1km P500

上記項目もあるので併せると1日3,000ポイント、月6万ポイントという事になります。
6万ポイントあれば60回マイルガチャを回す事ができます。
必ず7マイル以上が当たるので通勤だけで420マイル以上が獲得できる計算になります。
もちろん営業などで動き回っている人であれば大きく上積みされる事は言うまでもありません。

Case2 車通勤の人

都心などでなければ車での移動、通勤が中心という人も少なくありません。
車で一日平均20kmの通勤距離という設定をしてみましょう。
以下の項目が当てはまります。

・車で10km移動 P500
・車で20km移動 P500

1日1,000ポイント、月30日として3万ポイントの計算となります。
3万ポイントなら30回ガチャを回せるので車の移動だけで月210マイルですね。
車中心の生活の人は殆ど歩かないケースも多いですが、1km歩ければ一日500ポイント加算になります。

Case3 在宅で散歩中心の人

基本的に在宅の人はどうでしょうか。
通勤・通学は無く、平日は1日1kmほど散歩して週に1日は往復10kmほど電車で移動(車で移動)という設定で検証してみます。
項目としては以下の内容になります。

・徒歩で1km P500×20日
・電車で10km P500×1日×4週

月12,000ポイントほどになりますね。
12回マイルガチャを回せるのでこれだけで月84マイル以上獲得できます。

動画視聴

移動によるポイントに加えて、動画広告視聴によるポイント獲得も忘れてはいけません。
5秒〜30秒の動画広告を1回視聴すると100ポイントが貰えます。
元々は一日10回まで視聴可能でしたが、最近は一日30回まで視聴可能な時期が多くなっています。
GW期間中は特別キャンペーンとして一日100回まで視聴可能となっていました。
外出予定の無い日や雨の日などもポイントを貯められるので良いですよね。
最近の一日30回迄可能な動画広告視聴を毎日続ける事も考えてみましょう。

1回視聴で100ポイントなので一日最大3,000ポイント、月30日で9万ポイント獲得できます。
これで90回マイルガチャを回せるので360マイル以上が獲得できますね。

貰えるマイル数

これまでの検証結果から、移動によるマイル獲得と動画視聴によるマイル獲得を併せると以下の様な結果になります。

Case1 毎日電車通勤する人
・往復40km電車で月20日間通勤
・結果:420マイル+動画360マイルで月780マイル以上 
Case2 車中心の生活の人
・車で20kmを30日移動
・結果:210マイル+動画360マイルで月570マイル以上 
Case3 在宅で散歩中心の人
・平日は1日1kmほど散歩して週に1日は往復10kmほど電車で移動
・結果:84マイル+動画360マイルで月444マイル以上
 

比較的無理の無い設定をしたと思いますので、これ以上に獲得できるという人も出てきます。
例えばウォーキングやジョギングの習慣のある人や仕事でも移動の多い人などは獲得できるマイル数が更に増える事になります。

ポイント獲得の上限に注意

ここで1つ注意が必要な点があります。
獲得できるポイントには上限の設定があります。
ANA Pocketでは直近の15日間で10万ポイント迄しか獲得できないという最大獲得数の制限があります。
10万ポイントに達すると翌日以降に15日前の獲得実績が無くなるのを待ってポイントを獲得する必要があります。
頑張ってポイントを取りに行っても反映されないという事態にならないように注意して下さい。

月額料金はお得か

獲得できるマイル数が予測できたら次は月額550円という料金が自分にとってお得かどうかですよね。
JALやANAのマイルの価値は使い方によって大きく変わるので正確に換算するのは難しいですが、一般的には1マイル約2円として計算する事が多いです。
但し最近ではANAマイルの改変などもあり、1マイルが1.5円程度と考えるのが妥当とする意見もあります。
それでも一番少ないCase3+動画の形でも660円以上の価値にはなるので、本気でやる気であれば十分にお得だと言えるのでは無いでしょうか。

まとめ

ANA Pocketの有料プラン、ANA Pocket Proの獲得マイルを検証してみました。
動画も見て本気でマイルを貯めたい人にとっては、ANA Pocket Proは十分にお得なプランと言えます。
移動によるポイント獲得以上に動画視聴がカギになっている点はちょっと考えさせられる所ですが、貴重なマイル獲得の手段です。
上手に利用してマイルを獲得して下さい。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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