コロナが収束したら行きたい!100,000マイルで行けるお薦めの場所 【第10位】

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コロナが収束したら行きたい!100,000マイルで行ける場所10

新型コロナウィルス問題が社会に大きな影響を与えている中、ゴールデンウィークを迎えようとしています。
そうした中で旅の記事を更新するのは不謹慎かと思ったりもするのですが、こんな時だからこそ楽しい事を考えたい!という方もいるでしょうし、嫌な人はわざわざこんな記事を読まないと思いますので今回旅行記事企画を考えました。
題して『コロナが収束したら行きたい!100,000マイルで行けるお薦めの場所10』です。
本サイト100,000マイル倶楽部がお薦めするコロナが収束したら絶対行きたい!場所を紹介していきます。
まあ実際には100,000マイルもあれば世界中大抵の所にはいけるのですが…www。
お薦めといいながら一部行った事がない場所も含まれていますが、御愛嬌です。
パリやロンドン、ニューヨーク、ハワイといった王道の観光都市ではなく、もう少し”引っ掛かり”のある場所を中心に勝手に選んでおります。
ああこんな所も良いなあと思ってもらえたら嬉しいです。
それでは参りましょう。

【第10位】カプリ島(イタリア)

最初に取り上げるのは欧州のリゾート地『カプリ島』です。
カプリ島はイタリア南部を代表する都市・ナポリの沖合に浮かぶ島です。
ナポリからは30kmほどの位置にある、千代田区ほどの面積の小さな島ですが、古くから王族や貴族の保養地として愛されてきた島です。
現在でも世界のセレブが競って別荘を構える、非常に人気の高いリゾート地です。
観光名所としては「青の洞窟」が世界的に有名ですが、決して青の洞窟だけの島ではなく、さまざまな魅力を抱える素敵な場所です。

●名称 カプリ島(Isola di Capri)
●場所 イタリア カンパニア州ナポリ県(ナポリ沖30km)
●言語 イタリア語
●通貨 ユーロ

温暖な島

カプリ島は地中海(正確にはティレニア海域)の美しい海に囲まれた温暖な島です。
古代ローマ帝国の皇帝アウグストゥスもこの美しい島に魅せられたと言われる歴史ある島でもあります。
欧州のリゾート島としてはスペインのイビザ島なども有名ですが、イビザがクラブカルチャーの聖地であるのに対し、カプリ島はもっと落ち着いた大人の島の雰囲気を持っています。
青の洞窟に代表される観光名所、美しい自然、質の高いレストラン、それにブランドショッピングまで、この小さな島の中でさまざまなスタイルを楽しむ事ができます。
人も陽気で優しく、治安も良いとなればやはり一度は訪れたいですよね。

カプリ島へのアクセス

日本からカプリ島へは、日本⇒ローマ⇒ナポリ⇒カプリ島と言うのが一番オーソドックスなルートです。
ナポリにも空港がありますが、日本からだと飛行機でローマに行って、ローマからは鉄道でナポリに向かう方が一般的です。
ローマのテルミニ駅からナポリ中央駅までは約1時間半で移動できます。
カプリ島にはナポリの港から定期船が多数出ています。
フェリーだと約75分、高速挺だと約45分でカプリ島に到着します。

必要なマイル数

日本からイタリアへはANAの羽田ーミラノ便とアリタリア・イタリア航空の羽田ーローマ便が2020年3月に直行便を就航する予定でした。
2020年4月では新型コロナウィルスの影響で運航を停止しています。
アリタリア・イタリア航空はスカイチーム・アライアンスに加盟する航空会社です。
ANAやスターアライアンス加盟航空会社を乗り継いでローマに向かうルートもあります。

●ANA エコノミー 55,000マイル
    ビジネス  90,000マイル
    ファースト 165,000マイル
●SA  エコノミー 60,000マイル

    ビジネス  95,000マイル
    ファースト 180,000マイル
●JAL  イタリア直行便無し

※SA:スターアライアンス

青の洞窟

カプリ島を代表する世界的に有名な観光名所と言えばやはり「青の洞窟(Grotta Azzurra)」です。
中に入ると幻想的な青い光に包まれる洞窟として知られています。
海から小さなボートで侵入する洞窟です。
こうした観光名所は実際に現地で見てみると、思ったほどのものでは無かったり、がっかりしたりする事も正直少なくないですが、青の洞窟については殆どの人が想像通り、あるいは想像以上の美しさに驚く事になると思います。
カプリ島の港から洞窟の近くまでは少し大きめのボートやヨットで行き、現地に待っている小舟に乗り換えて洞窟に侵入します。
陸路で入口近くまで行く事もできますが、小舟に乗って侵入する所は同じです。

洞窟に入れるかは運しだい!?

洞窟に入れるのは条件が揃った時だけです。
雨が降れば無条件クローズで、風が強かったり波が高かったりすると駄目ですし、雨になると無条件でクローズになります。
晴れていても潮位が高くなると洞窟の入口が狭くなって入れなくなります。
時期によっても違いますが最近では洞窟に入れる確率は夏は70%、冬は15%とも言われています。
運良く洞窟に入れると船頭さんが逞しい姿とは裏腹の美しい声で歌を歌ってくれて、他の船の船頭さんとのハーモニーが洞窟に響きます。
洞窟を出て小舟を降りる時は船頭さんに1〜2ユーロ位のチップを渡すのがマナーです。(稀に先に取られる事もあるみたいです)

マリーナグランデ

ナポリから出たフェリーや高速船はカプリ島の玄関、マリーナグランデに付きます。
海沿いには素敵なお店やレストランが並び、殆ど絵のような光景が広がります。
お土産物屋もたくさん出ています。
島の名物であるレモンを使ったジュースやお酒も並んでいます。
海ももちろん美しいのでただそこで眺めているだけでも時間を過ごせます。

ミニバスで登る

観光客の多くはマリーナグランデから高台を目指します。
小型の路面バスを更に短くしたようなバスに乗るとくねくねした坂道を登っていきます。
がんばれば徒歩でも行けないことはありません。
景色がとても良いのであえて徒歩を選ぶ人も少なくありません。

ケーブルカーもあるよ!

あるいはケーブルカーに乗って真っ直ぐ登っていく方法もあります。
乗り場に行列ができている事も多いですが、ひっきりなしに行き来しているので直ぐに乗れる筈です。
想像以上に斜めな車両(並行四辺形としか言いようがない!?)が一気に丘の上まで登っています。

ウンベルト1世広場

高台にある「ウンベルト1世広場(Piazza Umberto I)」は通常であれば、いつも観光客が集まっている場所です。
広場から海を見渡す景色は格別です。
また広場にはカプリ島のシンボル的存在の時計塔があり、時計板のデザインはカプリウォッチのデザインとして知られています。

広場から奥にはショッピングゾーンが広がっており、カプリ島オリジナルのお店やハイブランドのショップも数多くあります。
セレブが集まる島であることがわかるエリアでもあります。

まとめ

カプリ島は美しく、温暖で、美味しく、陽気な島です。
来るものを拒まぬおおらかな気風も訪問する側にとってはありがたいです。
イタリアは欧州でも新型コロナの影響が深刻なところですが、きっとこの苦境を乗り越えて陽気なイタリア人気質を取り戻してくれる筈です。
その時はきっとこの島を訪れて、青い海と美味しいピッツアを楽しみたいですね。
今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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