ANA Skyコインとは

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マイレージ

ANA Skyコイン

(※2020.01.20改訂)
ANA SkyコインはANAの国内線·国際線航空券やANAグループの旅行商品等に1コイン= 1円として利用できる、ANA独自の電子マネーです。

ANAマイルANA Skyコインに交換する事ができる他、ANAや提携会社の実施する様々なキャンペーンなどによって獲得する事もできます
ANAマイルは1マイルから1マイル=1コインの交換レートでANA Skyコインに交換する事ができます。
但し交換するマイル数やANAマイレージクラブ(AMC)の会員グレード、保有するANAカードの種類によって交換比率は変わります。
ANA Skyコインは1コイン=1円相当として、10コインから以下の商品やサービスの支払に使う事ができます。

●ANAの国内線航空券
●ANAの国際線航空券
●ANA Sky Web Tourで販売する国内旅行商品
●ANA Sky Web Tourで販売する国外旅行商品

但しANA Sky Tourのホテル&オプションは対象外となっています。

ANA Skyコインの有効期限


ANA Skyコインの有効期間は1年です。正確にはコインを獲得した月から12ヶ月目の月末が有効期限になります。
2019年4月1日にコインを獲得したら2020年4月の末日が有効期限になります。
但し、各種キャンペーンの特典·プレゼントとして獲得したANA Skyコインについては有効期限が異なる場合が有るので注意が必要です。
有功期限を過ぎるとコインは失効してしまいます。
ANAマイルの有効期限が36ヶ月ですから,かなり有効期限が短い印象です。
またANA Skyコインの利用(支払い)は、ANA Skyコインを保有するANAマイレージクラブ会員本人のみが可能です。
ただ自分が取った家族の航空券の代金を併せて支払うと言った事は普通にできますので余り心配はいりません。

ANAマイルの問題

ところでANAのマイルがあるのに、何故わざわざマイルを交換して使うコイン(電子マネー)が必要なのでしょうか。
元々ANA Skyコインは、マイルが中々貯まらない、少量マイル保有者向けとして設定されたサービスと言う側面があります。
ANAのマイルは、以前は特典航空券への交換は往復のみで、提携サービスへの交換も10,000マイルからと交換のハードルが高い制度でした。
その為、殆どのANAマイレージクラブ会員は自分が獲得したマイルを交換する事ができないまま36ヶ月の有効期限を迎えて失効してしまうと言う状況にありました。
会員側には不満の溜まる制度だったのです。

ANA Skyコインの特性

もっと少ないマイルでも利用できる特典利用先を、と言う要望に応える形でANAでは国内線の片道特典航空券を設定し、更に1,000マイル、3,000マイルと少ないマイル数でも交換できる特典を設定するなど改善を進めました。
そうした流れの中で、ANA Skyコインのサービスも整備されていった訳です。
ANA Skyコインは1マイルから交換でき10コイン単位で使用できるのでマイル利用のハードルは一気に下がりました。
ANA Skyコインはクレジットカードなど他の支払方法と併用ができるので、例えば航空券を購入する時にANAコインを10コインだけ使って後はカード支払いと言う事が普通にできるのです。
保有しているマイルが少なくてもANA Skyコインに換えれば有効に利用する事ができます。
マイルが貯まらないと何も使い道が無い」と言う批判は、はっきり過去のモノとなったのです。

マイルの有効期限を延ばす

一方でANAマイルがたくさん貯まっている人にとってはANA Skyコインは無用の特典なのかと言えばそうではありません。
ANAマイルANA Skyコインには異なる特性が有り、両者の特性の違いを活用する事で、マイルの利用価値を更に大きく拡げる事が可能になったのです。
ANA Skyコインの活用例の1つ がマイルの有効期限です。
前述した様に、ANAマイルの有効期限は36ヶ月となっていますが、有効期限切れ間近のマイルをANA Skyコインに交換すると、有効期限はコインへの交換時点から12ヶ月となります。
つまり有効期限を最大1年先に延ばす事ができます。
コインに交換した時点でマイルでは無いので「特典航空券」に交換する事はできませんが、ANAの各種サービスへの支払に当てる事ができます。
マイルの価値が目減りすると考える方もいると思いますが、少なくとも失効するのとは大違いです。
しかも実際にはマイルが必ず目減りするとも言いきれないのです。

交換レートが変わる

ANAマイルANA Skyコインに交換する時の交換レートは、通常は1マイル=1コインです。
但し、実際には交換するマイル数とANAマイレージクラブ会員としてのステータス、保有するANAカードの種類によって交換レートが変わります。
条件によって交換レートは1マイル= 1コイン~1.7コインまでと実に大きな差が付きます。

会員ステイタスは以下の様に区分されます。

【A】
 ANAダイヤモンドメンバー
 ANAプラチナメンバー
 ANAブロンズメンバー
【B】
 ANAスーパーフライヤーズカード保有者
 ANAカード·プレミアム保有者
 ANAゴールドカード保有者
【C】
 ANAカード、ワイドカード(一般カード)保有者
 AMCモバイルプラス会員
【D】
 ANAマイレージクラブ(一般会員)

交換マイル数と会員ステイタスによる交換レートは以下の様になっています。

【A】【B】【C】【D】
1万マイル未満1倍1倍1倍1倍
1万マイル~ 1.3倍1.2倍1.2倍1.2倍
2万マイル~1.4倍1.3倍1.3倍1.2倍
3万マイル~1.5倍1.4倍1.4倍1.2倍
4万マイル~1.6倍1.5倍1.5倍1.2倍
5万マイル~1.7倍1.6倍1.5倍1.2倍

尚、一度に交換できるマイルは最大200,000マイルまでとなっています。

ステイタスによる差

ステイタスによる交換レートの差を理解して置くことでANAマイルルをより効果的に利用するチャンスが拡がってきます。
前述の一覧で分かる様に、一般の人(ANAマイレージクラブ会員)がマイルをANA Skyコインに交換する場合には、どれだけ沢山のマイルが有っても交換率は1.0倍~1.2倍です。
これに対して【A】ステイタスの人が5万マイル以上をコインに交換する時には交換率は1.7倍にまで跳ね上ります。
例えば一般の人が10万マイルをコインに交換すると12万コインであるのに対し、【A】ステイタスの人が交換すると17万コインになります。
ちょっとびっくりするくらいの差ですね。

とは言え、最高レートが適用される【A】ステイタスの上級会員になるのは本当に大変です。
正直な所 【A】ステイタス は超えなけれは行けないハードルが高すぎて現実的とは言えません。
しかしながら【B】ステイタス【C】ステイタスを獲得すると言うのは実はそれほど無茶な話ではありません。
このサイトが一貫して薦めている様にマイルを5万マイル、10万マイルと沢山貯める様になったら(実際貯まります)、【B】ステイタス【C】ステイタスを獲得するべきなのです。
ステイタスを獲得するだけのメリットがあるのです。

【C】ステイタスを獲得する

まず【D】一般から【C】ステイタスに上がる方法を考えます。
【C】ステイタスの条件は「ANAカード、ワイドカード(一般カード)保有者」もしくは「AMCモバイルプラス会員」となっています。

さて、本サイトをここまで読んで頂いた方ならば「ANA To Me Card(ソラチカカード)」と言うカードに興味を持たれた方も多いと思います。
このソラチカカードもれっきとしたANAカードの1つです。
ソラチカカードを保有する事で【C】カテゴリーのメンバーとなります。


【C】ステイタスとなると1万マイル以上のマイルのコインへの交換時にレートが優遇されます。
5万マイル以上をコインに交換すると交換レートは1.2倍→1. 5倍に上がります。
その比率の差0.3と言う数字だけを見ると余り差が無い様に見えますが、5万マイルを交換すると、

●一般 60,000コイン(60,000円相当)
●【C】 75,000コイン(75,000円相当)

となり、その差は15,000円にもなるのです。
ソラチカカードは年会費が2,200円(税込)掛かる有料カードではありますが、年会費なんて簡単に吹き飛んじゃつくらいの差ですよね。
ソラチカカードを使うと年会費以上にマイルが貯めやすくなるメリットがありますが、ANA Skyコインに交換する場合にも圧倒的に有利なのです。
2020年1月現在ソラチカカードは初年度年会費無料になっています。

※ソラチカカードは健在ですが、ソラチカカードのメトロポイントに他のさまざまなポイントを集約できる、LINEポイントからメトロポイントへの交換ルートが2019年12月27日に終了しています。

【B】ステイタスを獲得する

マイルが貯まってくる様になると、【C】はもちろんですが【B】ステイタスも検討する対象になってきます。
【B】ステイタスの条件は

●ANAスーパーフライヤーズカード
●ANAカード・プレミアム
●ANAゴールドカード

いずれかの保有者となっています。

スーパーフライヤーズカードはプラチナメンバー(年間50, 000マイル)搭乗レベルの実績を残して初めて入れるカードです。
ANAカード・プレミアムだっていわゆる「プラチナカード」と呼ばれるカードなので、おいそれと持てるカードではありません。
ゴールドカードだって高い年会費を払って簡単に持てるカードではありません。

そうした中で「ANAワイド・ゴールドカード」については、様々なメリットを考えると充分に検討の対象になり得るカードと言えます。
もちろん同カードを保有すると【B】ステイタスが手に入ります。
ANAワイド・ゴールドカードは年会費が15,400円(税込)掛かるゴールドカードです。同
そもそも簡単に入ろうと思える様な年会費ではありません。
但しANAワイド・ゴールドカードは<[リボ払い>と<web明細>の設定をする事で年会費が15,400円(税込)→ 10,780円(税込)まで下がります。
ところでマイルをコインに交換する時の【B】ステイタスと【C】ステイタスの差は5万マイル以上の時の交換レートです。
【B】ステイタスが1, 6、【c】ステイタスが1. 5なのでその差は0. 1しかありません。
ですがこれも10万マイルと言った大量のマイルを交換する様にとなると話が変わってきます。
実に10万マイルを交換すると0. 1の差は10, 000コイン(10,000円相当)もの差になってしまうからです。
本サイトは、本気で毎年10万マイルを貯め続ける前提で話を進めていますので、年会費を殆どペイできてしまいます。
当然、この交換レート以外にもゴールドカードならではの様々な特典がくっついてきますので、だったら検討する手もありますね、と言う話になるのです。

マイル戦略が変わります。

この様に、上級会員向けの最大交換レート(1.7倍)は難しいけれども、最大1.5倍、1.6倍と言う交換レートなら十分に狙えますよ、と言う話をしてきました。
実際に1.5倍、1.6倍と言う交換レートが使えるとなると、マイルの利用の仕方や戦略も大きく変わってきます。
ANAの特典航空券には、人気の路線や便ほど座席の枠が少なく、予約が取りにくいと言う難点があります。
行きたい路線や便で特典航空券が取れなかった場合でも、その飛行機に空席が有る限りはANA Skyコインなら座席を取る事ができます。
マイルからコインへの交換レートが1. 5倍、1.6倍ともなってくると、マイルを特典航空券に交換する場合と必要なマイル数が接近してくるのです。
路線や時期、搭乗便にもよるので一概には言えないのですが、実質的な必要マイル数が殆ど変らない事もあります。
計算するとコインに変えた方が得なケースさえあるのです。

そうなってくると制約の多い特典航空券では無く、マイルをSkyコインに変えて自由に旅程を組み立ててコインで支払うと言う積極的な選択だってできるのです。

まとめ

ANA SkyコインはANAマイルの補助的なコインと見られる事が多いですが、マイルに様々な選択肢をもたらしてくれる強力なツールでもあります。
マイルを沢山保有するほど、またステイタスが上位の人ほどコインの利用価値は高まります。
実際、マイルを大量に獲得(保有)しているマイル上級者の方々はANA Skyコインをとても上手に利用されています。
ANAマイルANA Skyコインの特性を上手に使い分けて、自由度の高い特典を手に入れて下さい。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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