もう1 つの航空アライアンス「スカイチーム(Sky Team)」とは?!特徴と利用方法を解説します。

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マイレージ

アライアンスはマイルにも重要

航空連合(アライアンス)を理解しておくことは、マイルを貯める時やマイルを使う時に役に立ちます。
特に海外旅行を視野に入れてマイルを活用する際には大いに役に立ちます。
アライアンスについて触れる時、日本では日本航空(JAL)が加盟するワールドアライアンスや全日空(ANA)が加盟するスターアライアンスを中心に考える事が多いですが、実際にはもう1つ大きなアライアンスが存在します。
それが今回取り上げるスカイチーム(Skay Team)です。
スカイチームはどの航空会社が加盟していてどの様な特徴を持っているか、日本のユーザーはどう利用していけばよいのかを紹介します。

スカイチーム(Sky Team)

■名称 スカイチーム(Sky Team)
■設立 2000年
公式サイト

スカイチームは2000年にデルタ航空、エールフランス、大韓航空、アエロメヒコ航空によって設立された航空アライアンスです。
現在は184の国と地域の1,088都市へ就航しており、世界第二位の規模を誇るアライアンスに成長しています。
以前はワンワールドとスターアライアンスで二大アライアンスと呼ばれることが多かったのですが、最近ではスカイチームを含めて三大アライアンスとして語られることが多くなりました。
スカイチームの加盟航空会社は以下の通りです。

・デルタ航空
・エールフランス航空
・KLMオランダ航空
・アエロメヒコ航空
・大韓航空
・チェコ航空
・エア・ヨーロッパ(スペイン)
・ケニア航空
・タロム航空(ルーマニア)
・ベトナム航空
・チャイナエアライン(台湾)
・中国東方航空
・アルゼンチン航空
・サウディア
・ミドル・イースト航空(レバノン)
・アモイ航空
・ガルーダ・インドネシア航空
・ITAエアウェイズ(イタリア)
・ヴァージン・アトランティック航空(英国)

格安航空会社も加盟

ワンワールドやスターアライアンスが大手航空会社を中心に連合を形成しているのに対し、スカイチームは格安航空券で出てくるような航空会社が多数加盟しているのが特徴です。
旅慣れてくると格安の航空券を探して旅行する事も増えてくるのでスカイチームの加盟航空会社を利用する機会も多くなりがちです。

日系の航空会社は加盟していない!?

スカイチームにはJALやANAのような日系の航空会社が加盟していません。
その事が日本での知名度をやや低くしている感がありますが、日本に就航している航空会社も多く、実際には多くの人が関わる可能性があります。
特にデルタ航空は北米路線はもちろんですが、日本を経由する形でアジアの各都市に路線を持っており、利用価値が高い航空会社の1つと言えます。

デルタ航空とスカイマークの提携

またデルタ航空は日本のスカイマークと提携しており、デルタ航空のマイルをスカイマークの特典航空券に交換する事が可能です。
具体的にはデルタ航空の15,000マイルまたは20,000マイルを下記のスカイマーク特典航空券に交換できます。

15,000マイル

・羽田―神戸
・神戸―茨城、長崎、鹿児島、那覇
・福岡―那覇

20,000マイル

・羽田―福岡、長崎、鹿児島、那覇、新千歳
・名古屋―新千歳、那覇

尚、片道でも往復でも同じマイル数が必要です。

スカイチーム・エリート

スカイチームには以下の2つの会員ステータスがあります。

・スカイチームエリート
・スカイチームエリートプラス

加盟航空会社の上級会員資格を得ると自動的にスカイチームのエリート会員の資格を得る事ができます。
エリート資格を得るとスカイチーム加盟各社のラウンジが使用できるなど多くのメリットが得られます。

飛行機に乗らなくても上級会員になれる裏技がある

航空会社やアライアンスの上級会員になるには飛行機に何度も搭乗するなどして実績を積み上げる必要がありますが、実はスカイチームエリート資格は搭乗を繰り返さなくても手に入れる事が可能です。
極端な事を言うと、飛行機に1回も乗ることなくこの上級会員資格を手に入れる方法があるのです。
指定のクレジットカードを保有することで資格獲得が可能になるのですが、三大アライアンス(ワンワールド、スターアライアンス、スカイチーム)の中で唯一スカイチームだけに開かれている裏ワザです。
別の記事で紹介しますので、航空会社の上級会員になりたいと思っている陸マイラーの方はチェックして下さい。

まとめ

スカイチームは日系の航空会社が加盟していない為に日本では知名度がいまいちですが、世界有数のアライアンスであり、利用する機会は思いの外多いです。
アライアンスの知識があって損はありません。
是非スカイチームにも興味を持って、機会があれば有効に利用して下さい。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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