海外旅行に行きたい国1位は日本!?清潔で安全な国のイメージは健在です。

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国内旅行

旅行先としての日本の魅力

日本では未だに連日新型感者数が何人というニュースが溢れていて、中々海外旅行の話が出る幕は無いようです。
新型コロナウイルスの治療薬ワクチン開発の進展などには大いに期待したい所ですが、実際の所今はまだ海外旅行に行くというのも現実的では無いですし、海外の人が日本に旅行にやって来るというのも余り現実味がありません。
訪日外国人のインバウンド需要に依存してきたような観光地や関連産業が、非常に厳しい状況に置かれていることは間違いありません。
ところが一方では、こうしたコロナ禍の中でも、新型コロナ収束後に行きたい国の第1位に日本が選ばれているという話題があります。
新型コロナの「終息」はともかく「収束」への道筋は既に見え始めています。
日本旅行への潜在的な需要が確実にあるということであれば、インバウンド関連の御仕事の方にも少しは希望を持って貰えるかも知れません。

外国人旅行者の意向調査

2020年8月18日、日本政策投資銀行(DBJ)日本交通公社(JTBF)が「アジア、欧米豪 訪日外国人旅行者の意向調査」という調査結果を公開しました。
この調査は日本政策投資銀行と日本交通公社が共同でインターネットアンケートを実施したもので、この調査ではアジア、欧米、豪州の12地域*に住む海外旅行経験者6,226人から回答を得ています。
新型コロナウイルスの影響が海外の旅行者の旅行意識に与えた影響を調べたアンケートです。
調査は2020年6月2日〜6月12日に実施されていますので、かなり直近の意識を反映していると考えられます。

*韓国、中国、台湾、香港、タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、米国、豪州、英国、フランスの海外旅行経験者

海外旅行に行きたい人が殆ど

「新型コロナウイルスの流行が終息し、平常事態に戻ったとき、また海外旅行をしたいと思うか」と言う問いに対しては
アジア地域の居住者は「思う」60%「どちらかといえばそう思う」26%で合わせて86%が行きたいと回答しています。
同様に欧米豪の居住者も「思う」48%、「どちらかといえばそう思う」26%で合わせて74%が行きたいとの回答になりました。
やはり海外旅行に行きたいという思いは、依然として強いことが伺われます。

行きたい国1位は日本

海外旅行を希望する人に対して、新型コロナウイルスの流行が終息後に行きたい国(地域)を複数回答で訪ねた結果は以下の様になっています。

アジア居住者

●1位 日本(56%獲得)
●2位 韓国(30%)
●3位 台湾(23%)
●4位 タイ(19%)
●5位 シンガポール(17%)

欧米豪居住者

●1位 米国(28%獲得)
●2位 日本(24%)
●3位 カナダ(20%)
●4位 英国(19%)
●5位 豪州(17%)

調査では日本がアジア居住者の中ではダントツの1位、全体でも第1位の行きたい国となりました。
但しこの調査では日本在住者の票が入っていないので、そこは差し引いて見る必要があります。
日本在住者が入っていたら、日本では韓国旅行も人気があるので韓国の獲得率がもっと上がるように思えます。
またこの調査は複数回答なので獲得率(%)の合計は100%を超えています。
いずれにしても日本が渡航先として尚人気のある国である事は確かなようです。
欧米豪からは距離も遠いのにも関わらず第2位にランキングされているのは嬉しいですね。

海外旅行再開のタイミング

海外旅行再開のタイミングとしては、抗ウィルス薬の開発など新型コロナの脅威が無くなることや、渡航先国の安全宣言などを挙げる人が多く、やはり安心して行けるようになることが必要なのは同じですね。
また訪日旅行時に期待することとしては、衛生面における配慮や清潔さを求める人がもっとも多いようです。
海外では日本は非常に清潔な国として良く知られています。
街の清潔さはもちろん、空港や駅、新幹線をはじめとする電車の清掃のレベルの高さも有名です。
徹底した安全や清潔への対応は日本の”十八番”とも言えるものなので、しっかり取り組んで、外国の人が日本を訪れた時に安心して貰えると良いですね。

まとめ

今回参考にした調査は日本の政府系銀行日本交通公社が実施した調査なので、多少は日本に有利な結果がでやすいものかも知れません。
ただ海外でも似た様な調査は相次いで行われており、どれを見ても特にアジアの中では日本が第1位となっています。
海外からの渡航先として日本が人気の国と言うことは言えるでしょう。
いずれきっと安心して旅行ができる時期が訪れます。
その時には日本も楽しんで貰いたいですね。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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