陸マイラーの要ソラチカカード
ANAの陸マイラーの中では定番カードとして知られ、定着していたのが「ANA To Me CARD PASMO JCB(通称 ソラチカカード)です。
ソラチカカードは東京メトロの展開するメトロポイントを0.9掛(90%)と非常に高率なレートでANAマイルに交換できると言う特長を持っています。
この強みを利用してANAマイルを効率的に貯めて行く「ソラチカルート」と言う方法が陸マイラーの強力な武器として高い支持を集めてきました。
ソラチカルートの大打撃
ところがそのソラチカカードでは二度に渡って大きな改訂があり、ソラチカルートは大きな打撃を受ける事になりました。
2018年3月に多くのポイントサイトからのポイント交換が終了します。
更に2019年12月にLINEポイントからの交換が終了した事でソラチカルートを利用する事が事実上できなくなったのです。
ANA TOKYU POINTカード
そうした中、ANA陸マイラーの”新”要カードとして上がってきたのが「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMOマスターカード」です。
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMOマスターカード(通称ANA東急カード)は、三井住友カードがANAや東急と提携して発行しているクレジットカードです。
TOKYU POINTとANAマイルが両方貯まり、相互交換も可能です。
更に三井住友ワールドプレゼントと言うポイントも貯まると言う非常に魅力的なカードとなっています。
●カード名称 ANA TOKYU POINT ClubQ PASMOマスターカード
●カード会費 2,200円(税込) 初年度年会費無料
●家族カード 1,100円(税込) 初年度年会費無料
●対 象 者 満18歳以上(高校生は除く)
有料のカードです
ANA東急カードは年会費が必要な有料カードです・
初年度は年会費無料ですが、2年目以降は2200円(税込)の年会費が必要になります。
家族カードについても初年度は無料ですが、2年目からは1,100円掛かります。
但し入会時と毎年のカード継続時にボーナスマイルとしてANAのマイルが1,000マイル貰えます。
ANA東急カードのメリット
ANA東急カードのメリットとしてはどの様なものが挙げられるでしょうか。
主な項目としては、
●5つの機能
●ワールドプレゼント
●ANAマイル
●TOKYUポイント
●TOKYUポイントとANAマイルの相互交換
●旅行傷害保険
●ショッピング保険
と言った項目があげられます。
5つの機能
ANA東急カードは以下の5つの機能を持っています。
●ANAマイレージクラブ
●TOKYU POINT
●PASMO
●定期券
●クレジットカード
ワールドプレゼント
ANA東急カードではクレジットカードとしての買物利用1,000円(税込)につき1ポイント付与されます。
PASMO機能の定期券購入、PASMOへのオートチャージに対してもワールドプレゼントが付与されます。
ANAマイルが貯まる
ANA東急カードはANAカードでもあるので、ANAや提携航空会社の飛行機に搭乗した場合にANAマイルを貯める事ができます。
ANAの提携店・加盟店で買い物やサービス利用をした場合にもマイルを貰う事ができます。
空港内のANA系店舗や機内販売で10%割引を受ける事ができます。
カードの入会時と毎年の継続時には1,000マイルのボーナスが貰えます。
TOKYUポイント
TOKYUポイントは東急グループの定期券購入や関連施設・サービスでカードを利用すると貯まるポイントです。
東急線の定期券購入で0.5%分のTOKYUポイントが貰えます。
商業施設で貯める事ができます。
東急百貨店では利用金額100円から3%分のTOKYUポイントが貰えます。
東急百貨店での年間利用額に応じて翌年のTOKYUポイントがアップする仕組みがあります。
東急百貨店での年間利用額が
・10万円未満で3%
・50万円未満で5%
・100万円未満で7%
・300万円未満で8%
・300万円以上で10%
となります。
但し食品、セール品は一律1%となります。
東急ストアでは基本的には対象施設でのカード利用200円(税込)毎に1ポイントが付与されます。
東急ストア・とうきゅう・プレッセでは月間の買い物金額が3万円以上になると、翌月にボーナスポイントが貰えます。
貯めたポイントは加盟店で、1ポイント1円として現金代わりに使うことができます。
1,000ポイント=1,000円単位でPASMOにチャージすることも可能です。
TOKYUポイントとANAマイルの相互交換
TOKYUポイントとANAマイルは相互交換が可能です。
しかもANA TOKYUカードは他の東急カードよりもANAマイルへの交換レートが優遇されています。
これがANAマイラーにとっては最大のメリットとなります。
ANA東急カードの場合は
TOKYUポイント 1,000p⇒ANAマイル 750マイル
に交換できます。
他の東急カードの場合は
TOKYUポイント 1,000p⇒ANAマイル 500マイル
なので非常に優遇されている事が分かります。
因みにANAマイルをTOKYUポイントに交換する場合は、どちらも一律で
10,000マイル⇒10,000TOKYUポイント
となっています。
ソラチカカードの0.9掛(90%)に対して、ANA東急ルートは0.75掛とレートが落ちますが、実はソラチカルートではLINEポイントを経由している内に実質0.81掛になってしまう為、その差は意外と少なくなりました。
またソラチカルートにあった月間18,000マイルまでと言う上限もありません。
旅行傷害保険が付く
ANA東急カードはクレジットカードとしては一般カードでありながら旅行傷害保険が付帯しています。
●海外旅行は最高1,000万円
●国内航空は最高1,000万円
となっています。
尚、国内旅行については補償なしとなります。
ショッピング補償
またカードにはショッピング補償も付帯しています。
海外でのカード利用や、国内でのリボ払いまたは分割払い(3回以上)の利用に対し、年間100万円までのお買物に対する保険が付きます。
まとめ
ANAマイル獲得カードの本命へと躍り出たANA TOKYU POINT ClubQ PASMOマスターカードを紹介させて頂きました。
東急関連のサービス利用でもとてもお得なカードなので東急沿線の方にはもちろんお薦めできます。
東急沿線以外にも東急関連施設は実はたくさん有りますので、TOKYUポイント獲得のチャンスは思いのほか多いと思います。
一度カード発行を検討してみては如何でしょうか。
今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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