宿泊応援キャンペーンに人気殺到で第1弾が終了。瀬戸内市は第2弾を準備中です。

スポンサーリンク
国内旅行

既に人気殺到の支援キャンペーン

新型コロナウィルスの影響で大きく冷え込んだ地元経済、特に観光業・宿泊業を立て直そうと各地で旅行や観光を支援する動きが活発化しています。
まずは市民向け、県民向けの誘致をという所から、いち早く県外にも枠を拡げた活動をする所までその対応はさまざまですが、新型コロナを警戒しつつも地元経済を活性化していきたいという想いは同じです。
そうした中で瀬戸内海に面する瀬戸内市も、いち早く積極的な動きを見せた自治体の1つです。
瀬戸内市では既に宿泊支援キャンペーンの第一弾が実施されましたが、直ぐに人気となり、発売後間もなく予算の上限に達してキャンペーンは終了してしまいました。
ただこれで終わりではありません。
市は早くも宿泊支援キャンペーンの第2弾を準備しています。
今回はこの瀬戸内市の支援キャンペーンを紹介します。

瀬戸内市

瀬戸内市は岡山市の東に位置し、文字通り瀬戸内海に面する人口約35,000人の市です。
市の海岸部は瀬戸内海国立公園の区域に指定される、美しい景観の多い場所となっています。
中でも市内にある港町の「牛窓」は、景観が良く気候も地中海の気候風土等に似ていることから「日本のエーゲ海」などとも呼ばれる景勝地です。
また瀬戸内市は歴史的に刀鍛冶の職人が多く、刀剣の町としても知られています。
新幹線の駅はありませんが、岡山や備前からも距離が近く、道路を含めたアクセスも良い場所なので中四国を廻る旅行での立ち寄り先の候補としても良い場所だと思います。

瀬戸内市宿泊応援キャンペーン(第1弾)

瀬戸内市では地元の観光・宿泊業の回復を目指した支援企画として「瀬戸内市宿泊応援キャンペーン」を6月12日から実施しました。
瀬戸内市宿泊応援キャンペーンは、緊急事態宣言解除の動きに合わせた、地元の経済対策の一環として実施したキャンペーンです。
瀬戸内市内の対象宿泊施設に宿泊する人に対して、宿泊費の半額(最大10,000円まで)を補助するという内容です。
但し同じ施設に連泊する場合は1泊目のみが割引の対象となります。

●事業名称 瀬戸内市宿泊応援キャンペーン
●支援内容 対象施設に宿泊する人に宿泊費の半額(最大10,000円)を補助
●利用期間 2020年6月19日~2020年8月31日
●受付開始 2020年6月12日午前10時から予約受付開始

全国の人が対象です

瀬戸内市のキャンペーンで特筆すべきは利用の対象者で、瀬戸内市は市内在住者などの制限を設けず、全国の人を対象にキャンペーンを実施しました。
2020年6月25日現在でも、ほとんどの自治体の実施するキャンペーンは、市内あるいは県内の在住者を対象にして優待するものです。
瀬戸内市が表明した時点で、県外の人も対象に含めた自治体は数えるほどしかありませんでした。
瀬戸内市のこのキャンペーンに賭ける本気度が伝わってきます。
宿泊応援キャンペーンは2020年6月12日の午前10時から予約受付開始となり、対象の宿泊施設に予約を入れて、予約の際にキャンペーンを利用したい旨を伝えるという方法でした。
予約が完了した後は瀬戸内観光協会のサイトにある「キャンペーン申込書」に必要事項を記入した上で宿泊当日のチェックイン時に申込書を提出することで手続き完了となります。

キャンペーンは1週間で上限到達

この瀬戸内市宿泊応援キャンペーンは、前述した様に2020年6月12日の午前10時から予約受付が開始されましたが、予想以上の人気となり、6月19日には早くも予算の上限に達して応援キャンペーンは終了となってしまいました。
発売開始後僅か1週間ほどで終了してしまったと言うことになります。
地方の人口約35,000人の小規模都市が実施する観光キャンペーンとしては異例の人気ぶりと言えます。

第2弾を準備中

第1弾のキャンペーンは終了してしまいましたが、手応えを得た瀬戸内市では現在第2弾のキャンペーン実施に向けて準備・調整中とのことです。
基本的には第1弾の内容を踏襲すると見られますが、キャンペーンの再開については決まり次第瀬戸内観光協会のホームページにて告知される予定です。
本サイトでも詳細が分かりましたら随時続報を紹介してきます。

まとめ

戸内市の宿泊応援キャンペーンの成功は、地元観光・宿泊業の回復を願う全国の観光地に勇気を与えるものです。
瀬戸内市は全国的にはまだまだ知名度の高い観光地とは言えないですが、この危機をチャンスに変えて新たな需要の掘り起こしに成功してしまうかも知れません。
第2弾も調整中ということですので、第1弾に応募できなかった人も注意して見て行きたいですね。
瀬戸内海を眺めながら美味しい料理を頂くというのも贅沢ですね。
今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

※本サイトの記事は有益な情報をお伝えするという目的で掲載しています。
記事の内容には正確を期するよう注意していますが、内容についての責任を負うものではありません。
実際の行動は御自分の判断、自己責任にてお願い致します。

コメント