県外に旅行ができるようになったら茨城県は有力な検討先ですよ。

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国内旅行

もちろん旅行はしたいけれど…。

新型コロナウィルスの新規感染者数が減少に転じ、各地で緊急事態宣言が解除されるなど明るい兆しも見えています。
5月16日の時点ではまだ県を跨いだ移動は自粛という地域が殆どですが、移動が解禁される日は近いかも知れません。
遠くへの本格的な旅行には慎重な人でも、自粛要請が解除されたら、まずは近隣に出掛けてみたいという人は多いと思います。
首都圏の人だったら近隣に多くの観光エリアが存在しますが、そんな中で敢えて「茨城県」などはいかがでしょうか。
そう、全国都道府県ランキングで最下位を何年も取り続けている「茨城県」です。
不思議なことに驚くほど観光資源に恵まれている県なのです。

茨城県の謎

他の県ならちょっとした場所でもオーバーなくらいにアピールする人も少なくないと思いますが、茨城の人は県の見所を聞いても皆さん「なんにもないよ」と答えます。
この地元アピールの少なさが都道府県ランキングで最下位に甘んじている大きな要因なのではないかと思います。
実際には他県が羨むほどにたくさんの観光資源に恵まれています。
以前アド街ック天国で巨大な牛久大仏の前で地元の人が「何にもないよ」と答えていたのには笑ってしまいました。

死ぬまでに行きたい絶景

旅行イベントなどのプロデューサーとして活躍されている詩歩(Shiho)さんが、著書「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」の中でネモフィラの花畑の景色を大きく取り上げた事で人気に火が付いたのが国営ひたち海浜公園です。
国営ひたち海浜公園は茨城県ひたちなか市にある海辺の公園です。
音楽フェス「ロックインジャパン」の会場として音楽ファンには知られていたものの、正直全国的には余り知られていない公園でした。
ところが花畑の絶景が知られたおかげで、今では県外からも大勢の人々が海浜公園を訪れるようになり、ネモフィラの季節には花畑の周りが人で埋め尽くされるほどの人気になりました。
ひたち海浜公園はネモフィラだけでなく、季節毎に折々の花々が楽しめます。
具体的には

●春期 ネモフィラ、スイセン、チューリップ
●初夏 ポピーやバラ
●夏期 ジニア、ヒマワリ
●秋期 コキア、コスモス
●冬期 アイスチューリップ

などが楽しめます。
最近ではコキアの景色も全国的に知られるようになってきました。

屋外とはいえ大勢の人が集まる場所と言う事で、ひたち海浜公園も4月4日から当面の間全面臨時休園という措置が取られています。
ネモフィラの見頃がまさにこれからという時期の休園になり、関係者の皆さんもとても辛い決断だったと思います。
こうした中でもひたち海浜公園の花畑の景色を何とか多くの人に見て頂きたいという関係者の尽力でネットで楽しめる「360度バーチャルツアー」が公開されました。
2020年4月9日にスイセン編、4月12日にネモフィラ編が公開されています。
特にネモフィラ編はとてもよい画像で、一面のネモフィラ畑を感じる事ができます。
今年はお家でバーチャルツアーを楽しみ、来年以降の春に公園を訪れて実際の雰囲気と比べてみるという楽しみ方もあるかも知れませんね。

ひたち海浜公園には美しい草花だけではなく、アトラクション施設も豊富に揃っっています。
公園内の遊園地「プレジャーガーデン」では海抜100mから海を望む眺望を楽しめる大観覧車の他、25種類以上のアトラクションが揃っています。
他にも林間アスレチック広場やバーベキュー広場などもあり施設は充実しています。

大洗町

ガル&パンの聖地として全国的にも知られるようになったのが、地図で見ると水戸市の下にある海沿いの町・大洗町です。
戦車同士の模擬戦が茶道や華道と同じように女子の嗜み「戦車道」として根付く社会を描き、熱狂的なファンを多く抱えるアニメ作品「ガールズ&パンツァー」が大洗町を舞台にし、街並みを忠実に描きこんだことから聖地として認識されることになりました。
地元の方もガル&パンやファンに対してとても好意的で、アニメが関わった町おこしの最も素敵な成功例ともいわれています。
大洗町はガル&パンだけの町ではありません。
大洗の海には「大洗さま」と親しみを込めて呼ばれる大洗磯前神社がります。
磯前神社の「神磯の鳥居」は荒磯に立つ鳥居で写真スポットとしても有名です。
神社のすぐ側には大洗美術館がり、展望室から神磯の鳥居を眺めることができます。
あるいは全国でもトップクラスの規模を誇る水族館「アクアワールド大洗」では海の総合ミュージアムとして多彩な展示が見られます。
高さ60Mのマリンタワーの下では毎月第1,第3日曜日にフリーマーケットが開催されます(現在は停止中)。
アニメファンでなくても見所の多い町です。
現在は自粛・閉鎖している施設も多いですが、訪れられるようになったら楽しみたいですね。

鹿島神宮

茨城にはパワースポットという言葉がちょっと軽く感じられてしまうほどに圧倒的な歴史や風格を備える場所もあります。
茨城県鹿嶋市宮中にある全国にある鹿島神社の総本社 鹿島神宮です。
鹿島神宮は神武天皇元年(紀元前660年)の創建と伝えられ、由緒と歴史の長さでは別格の存在です。
かつては「神宮」の名所で呼ばれていたのは伊勢神宮、香取神宮、鹿島神宮の三社しかありません。
鹿嶋市内にはJリーグの強豪クラブ カシマ・アントラーズの本拠地、カシマサッカースタジアムもあります。
市内にはアントラーズのクラブハウスもあり、試合の無い日でも見所には欠きません。
Jリーグが再開された際には試合を見に行きながら、由緒ある場所に足を伸ばすという楽しみ方もあるかと思います。

まとめ

茨城には今回紹介した場所以外にもたくさんの名所があります。
大吊橋からのバンジージャンプが人気を集める竜神峡や、奈良の大仏どころかNY自由の女神より遥かに大きい世界最大の銅製耐大仏像 牛久の大仏様、日本三名園の1つに数えられる水戸の偕楽園など挙げたらきりがないほどです。
今は多くの施設が営業自粛・閉館中ですが、県外からの訪問が歓迎してもらえるようになったら是非足を運んで各地の回復を支援してあげて下さい。
今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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