とっても太っ腹のニッポン500マイルキャンペーンで国内線マイルを二重取り

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マイレージ

知る人ぞ知るキャンペーン

デルタ航空が展開している「ニッポン500マイルキャンペーン」を御存じでしょうか。
JALでもANAでもとにかく日本の国内線に搭乗すれば、デルタ航空のスカイマイルが500マイルも貰えると言う何とも太っ腹なキャンペーンなんです。
1年間の期間限定キャンペーンではあるのですが、もう何度も何度も延長されて最早制度化されて いると言っても良いくらい続いているキャンペーンです。
直近では2020年3月までの実施が決まっています。
はっきり言ってとってもお得なキャンペーンなので、まだ知らない方は是非覚えて行って下さい。

デルタ航空

デルタ航空は米国アタランタに本社を置く大手航空会社です。
1924年創業と歴史も古く、旅客実績では殆んどの指標で世界のトップ3に入る世界的な航空会社です。
日本に対しても東京、大阪、名古屋、福岡の4大都市に就航しており、各都市からハワイへの直行便を就航させるなど、北米・ハワイ路線を中心に豊富な路線を展開しています。
スカイマイル・プログラムと言う独自のFFP(マイレージプログラム)を展開しています。

●航空会社 デルタ航空
●英語表記 Delta Air Lines,Inc. Ikc。
●会社設立 1924日設立
●旅客実績 2位(有償延べ旅客距離数)

日本の国内路線はない⁉

そうした”航空業界の巨人”デルタ航空ですが、日本の国内線には運行路線を持っていません。
どの国でも国内線は自国の航空会社で固めるのが一般的なのでこうした状況自体は別に珍しいものではありません。
デルタ航空のライバルと言えるアメリカン航空もユナイテッド航空も、日本の国内路線は運航していないのです。
そんな状況の中、デルタ航空が打ち出しているのが、日本の国内線への搭乗でマイルが貰える「ニッポン500マイルキャンペーン」と言うキャンペーンです。
「ニッポン500マイルキャンペーン」は日本の国内線の搭乗券(半券)をデルタ航空のキャンペーン事務局に送ると1区間につきスカイマイルが500マイル貰えると言うキャンペーンになります。
搭乗する航空会社は関係無く、LCCへの搭乗も対象になります。
最新では2019年4月1日~2020年3月31日までのキャンペーンとなっています。
以前は搭乗券の半券を郵送かFAXで送って申請する必要がありましたが、今回からメールで申請できるようになり、手続きがとても簡単になっています。

対象の航空会社と路線

キャンベンの対象となるのはデルタ航空と提携関係にあるかどうかに関係無く、全ての航空会社の日本国内線定期便の全路線です。
ANAやJALはもちろんですが、スカイマークやスターフライヤー更には天草エアラインなども対象になります。
このキャンペーンではLCCの格安航空券も対象になるのが大きな魅力です。

  • ピーチ ジェットスター
  • エアアジアジャパン
  • 春秋航空

などの国内路線も対象になります。

対象の航空券

500マイルキャンペーンでは航空券(航空運賃)の種類も選びません。
特典航空券を含む、搭乗者名を記入した全ての航空券が対象になっています。
搭乗日から2ヶ月以内の応募(申請)が条件になります。
JALでもANAでも特典航空券にはマイルが加算されないのが常識なので、これはとても魅力的ですね。
但し一部の団体旅行で、航空券に個人名が記載されないタイプの場合には加算対象となりません。

対象者

キャンペーンでスカイマイルを貰う為にはデルタ航空のスカイマイル会員として登録してある必要があります。
会員登録は簡単で、デルタ航空の公式サイトで登録をする事ができます。
デルタ航空の公式サイトは日本語表記を選択できるので特に英語が分かる必要はありません。
会員証もあるのですが、一般会員の場合は郵送されてくる訳では無くサイトから自分でダウンロードして印刷して使うと言うとっても合理的な(!?)内容になっています。

獲得できるマイル

キャンペーンに応募すると1区間に付き500マイルのスカイマイルが貰えます。
距離や運賃に関係無く一律500マイルとなります。
往復の航空券であればスカイマイルを1,000マイル貰える事になります。
各年度毎のキャンペーンで貰えるスカイマイルには上限があり、一般会員とメダリオン会員(上級会員)とで上限が違ってきます。 上限は、

  • 一般会員は5,000マイル(10区間)まで
  • メダリオン会員は20,000マイル(40区間)まで

となっています。

マイルの二重取りができる

ニッポン500マイルキャンペーンは搭乗した航空会社のマイレージ制度とは関係無くマイルを貰う事ができます。
つまり普段貯めているANAやJALのマイルは何の影響も受けず、通常通りに貯める事ができるのです。
マイルを二重取りできるのですから応募しないのは勿体ないですよね。

LCCでも貯まる

前述した通り、このキャンペーンは全ての航空会社が対象になります。
マイレージ制度を持たないLCCの航空会社への搭乗でもマイルが貯まるのは大きいですよね。
しかも貰えるマイルはANAやJALなどの大手キャリアと同じです。
LCC利用者の方にとっても非常に魅力的なキャンペーンと言えますね。

応募方法

前述したように以前は搭乗券の半券を専用の台紙にセロテープで貼り付けて、事務局に郵送もしくはFAXすると言う大変アナログな方法でした。
2019年4月末に郵送やFAXによる申請が廃止され、応募方法が電子メールによる 応募へと切り替わっています。
以前よりは格段に作業が楽になりました。
加算方法は

①.搭乗日から2ヶ月以内の搭乗券の半券を用意します。
②.「ニッポン500マイルキャンペーン」のサイトページからボーナスマイル加算申請フォームのPDFをダウンロードします。
③.ダウンロードしたPDFを印刷します。
➃.必要項目を記入します。日本語は使わず英数字だけを使って下さい。
⑤.記入した申請フォームと搭乗券の半券を写真に撮ります。スマートフォンのカメラでも全く問題ありません。
⑥.撮影した画像を電子メールに添付し事務局宛に送信します。
メールの送り先は Japan500@delta.com になります。

以上では応募は完了です。 後はスカイマイルが加算されるのを待つだけです。

注意事項

申請フォームは日本語(と英語)で書かれていますが、必要項目(氏名/出発地/ 目的地他)は全て英数字(ローマ字と数字)で記入する必要があります。
漢字、ひらがな、漢数字などは原則として認めて貰えないので注意して下さい。
そもそも事務局スタッフが日本語が分からない可能性もあります(以前はキャンペーンの 事務局が香港にありました)。
添付する画像のファイル形式はJPG/PNG/PDF形式のみとなっています。
また添付ファイルは最大2MB以内となっていますので注意して下さい。

搭乗券が無い場合

最近は”Skip”搭乗など、スマートフォンなどを使って直接搭乗して紙の搭乗券が発行されないケースもあります。
搭乗券がない場合は、お客様控えや予約控えなどを添付して搭乗券の代わりにする事ができます。

●搭乗者名●搭乗便名●座席番号●搭乗日●搭乗区間

の全てが記載されている必要があります。

マイルの使い道

マイルの貰い方が分かった所で、キャンペーンで貰えるマイルの使い道も考えてみたいと思います。
デルタ航空のスカイマイルはさまざまな用途に利用する事ができますが、代表的な ものとして以下の様な利用方法があげられます。

● デルタ航空の特典航空券
● スカイチームアライアンス加盟航空会社の特典航空券
●スカイマークの特典航空券
●JTB旅行券

下の2つはメダリオン会員限定など条件付きの特典ですが、これについても対応方法はあります。

デルタ航空の特典航空券

スカイマイルはデルタ航空のFFP(マイレージ制度)なので、当然デルタ航空の特典航空券に交換する事ができます。
デルタ航空では各区間の特典航空券に搭乗日・搭乗便によって必要なマイル数に差を付けています。
デルタ航空は日本からも多くの都市に就航していますが、JALやANAの制度と比べると近い距離ほど必要マイル数の差が少なく、距離が長くなると必要マイル数の差が大きくなる傾向にあります。

スカイチームアライアンス加盟航空会社の特典航空券

デルタ航空のスカイマイルは同じアライアンスのスカイチームの特典航空券に交換する事ができます。
スカイチーム・アライアンスについては別に纏めますが、日本でも馴染みの深い航空会社としては

  • エールフランス航空
  • KLMオランダ航空
  • アリタリア航空
  • 大韓航空
  • ベトナム航空

などがあげられます。

スカイマークの特典航空券

デルタ航空のメダリオアン会員であれば、スカイマイルを1万5000マイルからスカイマークの国内往復特典航空券に交換する事ができます。
東京を基点にすると神戸は1万5000マイル、福岡、沖縄などは2万マイルで交換できます。
日本にいて飛行機への搭乗でメダリオン資格を獲得するのは非営にハードルが高いですが、実はデルタ航空の提携クレジットカードを保有する事でもマイルを交換できるようになります。

JTB旅行券

デルタ航空のメダリオアン会員であれば、スカイマイルを1万マイルからJTB国内旅行券(クーポン券)に交換する事ができます。
こちらもデルタ航空の提携クレジットカードを保有する事でもマイルを、JTB旅行券に交換できるようになります。
提携クレジットカードで一番安い、デルタスカイマイル・JCBテイクオフカードであれば年会費は 1,650円の上に初年度年会費無料のキャンペーンを実施しています。
1万マイルを1万円分のJTB国内旅行券に交換できるので、費用とリターンを比べれば充分に選択肢に入ってくると思います。
JTB国内旅行券の有効期限は交換受付日から6ヶ月間です。

まとめ

デルタ航空のニッポン500マイルキャンペーンのお得さが御理解頂けたでしょうか、余り知られていませんが間違いなくお得なキャンペーンと言えると思います。
スカイマイルの使い道についても触れさせて頂きました。
スカイマイルの詳しい内容については別に纏めたいと思います。
有効期限の無いFFP(マイレージ制度)なので、貯めておけばいつの間にか大きなマイル数になっているかも知れません。
キャンペーンを上手に利用して素敵な特典を手に入れて下さい。
今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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