ANAマイルとSkyコインとでブラチナステイタスを獲得する!

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マイレージ

国内線でプラチナステイタスを獲得する

ANAプレミアムメンバーのプラチナステイタスを獲得すると、スーパーフライヤーズカードに申し込む事ができます。
スーパーフライヤーズのメンバーになるとカード資格を持っている限りはプラチナステイタスと同等のサービスを受け続ける事が可能です。
ANAプレミアムメンバーのプラチナステイタスを国内線への搭乗で獲得する場合にどれくらいの手間とお金が掛かるのか、と言う点については既に解説しています。

いくら費用が掛かるのか

国内線でプラチナステイタスを獲得する為のシュミレーションでは東京ー沖縄路線を使って検証したのですが、結論を言うとプレミアム席の場合は最低でも7往復半、エコノミー席の場合では最低11往復が必要になります。
この条件でプラチナステイタス獲得までに必要な費用を調べると

座席(運賃種別)総額
プレミアム席(通常料金)914,600
プレミアム席(ビジネスきっぷ)833,300
プレミアム席(VALUE3)933,800~963,500
プレミアム席(株主優待)637,500
エコノミー(通常料金)939,900
エコノミー(ビジネスきっぷ)883,900
エコノミー(VALUE3)682,600~1,015,800
エコノミー(VALUE21) 405,400~560,000
エコノミー(株主優待)598,700

と言う金額になります。
この例はあくまで2020年2月23日搭乗の料金で行なった試算なので、実際にはもっと安い料金も存在します。
別の月では総額308,800円と言うケースも見つかりました。

金銭的なハードルが高い

当初のほぼ100万円と言う金額からはかなり現実的な数字も出てきましたが それでもまだ30万円、40万円と言うかなりの金額です。
飛行機にたくさん搭乗する気合(?)はあっても先立つものが無いと言う人はたくさんいます。
この金額を何とかして捻りだせないか、あるいはもっと金額を圧縮できないかと言う事は きっと多くの人にとって関心がある事だと思います。
そこで今回はどうやってこの費用を生み出すかについて考えてみます。
その鍵を握るのは「ANA Skyコイン」と「ANA マイル」です。

ANA Skyコイン

ANA SkyコインはANAの発行する電子マネーです。
ANAの公式サイト上で、航空券の購入やツアー料金の支払いなどさまざまな用途に1コイン=1円の価値で使う事ができます。
当然、ANA国内線の航空券の支払いにANA Skyコインを使う事もできます。
ANAマイルとANA Skyコインとではまず座席の設定枠に大きな違いがあります。
マイルを国内線特典航空券に交換する時には路線・便毎に座席数の枠があり、設定数が埋まってしまうと特典航空券に交換する事ができません。
またマイルには年末年始など一部国内線特典航空券に交換できない時期も設定されています。
これに対しANA Skyコインは、ANAの公式サイト上では現金と同じ扱いなので、対象の便に空席がある限りは自由に航空券を購入する事ができます。
購入できない期間の設定も一切ありません。

プレミアムポイントもマイルも貰える

ステイタスについて言うなら、そもそも特典航空券では搭乗してもプレミアムポイントの対象にはなりません。
これに対してANA Skyコインは現金と同じ扱いなのでプレミアムポイントが貯まります。
更に搭乗した際にマイルが積算されるかどうかも大きな違いと言えます。
特典航空券では飛行機に搭乗しても搭乗マイルは貯まりませんが、ANA Skyコインで航空券を購入し搭乗すると搭乗マイルが積算されます。
この搭乗マイルを使えれば効率は上がる筈なのです。

沖縄路線で貰えるマイル

前述している東京-沖縄路線エコノミー席(VALUE21)の安い金額を使ってプラチナステイタス獲得を目指す、総額405,000円のケースを例に考えてみます。
このプランの場合にはプラチナステイタス(50,000pp)獲得の為には13.5往復の搭乗が必要になります。
またこのプランでは1回の搭乗でマイルが1,876マイル貰えます。
13.5往復であれば合計25,326マイル獲得できる計算になります。
交換時期や交換ロットの関係もあるので簡単な計算はできないのですが、ANAのマイル
は条件によってマイル数の1.0倍~1.7倍のSkyコインに交換する事ができます。
最大の1.7倍の掛率はすでにプレミアムメンバーの資格を獲得している人の為の 掛率なので、現実的に狙える最大掛率は1.6倍となります。
仮に1.6倍が使えるとすれば、

●25,326マイル×1.6=40,521コイン

となり、机上の計算ですが総コストが約4万円下がると考える事ができます。
この時点で残る費用は約36万5000円となります。

残額に必要なANAマイル

マイルをSkyコインに交換して航空券を購入できる事は分かりました。
Skyコインへの交換時の掛率に1.6と言う係数が使えるとすると、残る費用は

(36万5000円)/1.6%=228,125マイル

獲得できる計算になります。
※実際には交換ロットや交換時期の問題を考慮すると25万マイルが必要になります。

ソラチカルートは年間217,000マイルまででした

さてこのマイル数ですが、実は充分に狙えるレベルのものだと言う事は、本サイト100,000マイル 倶楽部を読んで頂いている方なら御理解頂けると思います。
ソラチカルートが盛り上がっていた時には年間で獲得可能なマイル数を217,000マイル として実際にそれだけのマイルを貯めている方が少なからずいました。
ソラチカルートでは月間最大18000マイルまでしか交換する事ができないので

18,000×12ヶ月+ボーナス1000マイルで 21万7000マイル

と言う計算を立てていたのです。
この水準でいけば1年2ヶ月で25万3000マイルに達してしまうのです。
これ以外にクレジットカードでマイルを貯めたり、飛行機への搭乗で貯めたりすればもっと早く達成する事も可能な筈です。

東急ルート

ソラチカルートは2019年12月27日に要であったLINEポイントからメトロポイントへの 交換が終了した事でかなり厳しいルートになってしまいました。
それでもANAマイルには東急ルートと言う新しい有効なルートが生まれており、依然としてマイルを効率よく獲得する事ができます。
新ルートはソラチカルートより効率は落ちますが、その代わりに月間の上限がありません。 マイル獲得の上級者の方にとってはこちらの方が嬉しい筈です。
東急ルートだけで半年で25マイルに届くと言った事も可能になったわけです。

まとめ

こうして貯めたマイルを使って万を持してプラチナステイタスを狙いに行くと言うのが、 本サイトでお薦めするステイタス獲得ルートです。
実際にこれなら本当に少ない元手でステイタスを狙う事も可能なのです
マイルを貯めてプラチナステイタスを手に入れて、更にスーパーフライヤーズカードを手に 入れてしまいましょう。
そうすればそこから先はずっとANAとスターアライアンスの上級会員として迎えられるのです。
是非、御自分の力で快適なサービスを手に入れて下さい。
今日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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