マイルで行く韓国② 空港からソウル市街地へ

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マイル旅行実践

ソウル市街地への移動

金浦空港からソウル市街地へは地下鉄や空港鉄道(A’REX)で移動するのが料金も安く確実です。
仁川空港からも空港鉄道(A’REX)でソウル駅まで行く事ができます。
但しソウル駅からの距離は金浦空港の2倍近くあり、時間も倍近く掛かります。
空港鉄道(A’REX)は仁川国際空港からソウル駅までの区間を運行しており、直通列車と各駅に停まる一般列車があります。
金浦空港駅からは空港鉄道(A’REX)には一般列車のみ乗車が可能で、ソウル駅まで約20分で行く事ができます。
金浦空港駅には地下鉄5号線、9号線、金浦ゴールドラインも連絡しています。
ソウル市内は地下鉄が非常に発達しているので地下鉄利用が便利です。
観光の中心地とも言える明洞まで行く事を考えると、幾つかルートはありますがソウル駅で乗り換えて明洞駅に向かうルートが分かりやすいと思います。

乗車券の種類

金浦空港から表示に従って地下鉄の駅へと向かいます。
ソウルの空港鉄道、地下鉄の自動券売機では日本語表示が可能です。
なので最初に日本語表示を選べば後は難しくありません。
ソウルの地下鉄は1回だけの乗車でも紙製の切符では無く、カードを買って乗車します。
1回ずつ買って乗っても良いのですが、切符を購入する時に保証金として500ウォン(約47円)が料金とは別に掛かります。
保証金は乗車を終わってからカードを回収機に入れると返却されます。
1回毎の乗車券では無く、日本のSuicaやPASUMOと同じ様なプリペイド式のカード(T-Money)がありますので、それにチャージして乗るのが何と言っても便利です。
もし仁川国際空港に到着する場合は、空港の韓国観光公社で外国人旅行者向けの「M-Pass」と言う乗り放題のカードも発売しています。
1日券が1万ウォン(約1000円)となっており、期日内は乗り放題になるので便利です。

T-Money

T-Moneyのカードは駅の自販機や近くのコンビニで購入できます。
まさかの可愛いデザインだらけでしたが2,500ウォン(約250円)で購入。
このカードに料金をチャージして使います。
チャージは改札の近くにあるチャージ機で行ないます。
日本語の表記も選べるので問題無くチャージできると思います。
最初は1万ウォン(約1,000円)もチャージしておけば良いのではないでしょうか。
これでソウルの地下輝を自由に乗り降りできます。

地下鉄の料金

ソウルの地下鉄の料金は10キロまでは基本料金で、10キロ以降は5キロ毎に100ウォン加算され、50キロ以上の場合は800ウォンずつ料金が加算される料金体系になっています。
またT-Moneyは1回料金よりも割引されています。
基本料金は

満年齢1回料金T-money
19歳以上1,350ウォン(約127円)1,250ウォン(約118円)
13歳~18歳1,350ウォン(約127円)720ウォン(約68円)
6歳~12歳450ウォン(約43円)450ウォン(約43円)

となっています(2019年11月現在)

地下鉄の乗り換え

金浦空港駅からソウル駅に向かいます。
ソウル駅に到着しました。 ソウル駅で地下鉄4号線に乗り換えて明洞駅に向かいます。

ソウルの地下鉄は、路線毎に色分けされているので、路線と同じ色の標識を辿って行くと目当ての電車に乗れるようになっています。
日本の地下鉄と比べて、乗り換え駅のホームとホームの間が非常に離れているのでかなり歩かされます。
地下鉄4号線の電車に乗車します。

明洞駅

明洞駅のような観光地の駅では日本語の車内アナウンスも流れます。
駅名にもカタカナで「ミョンドン」と書いてありますので正直日本で地下鉄に乗っているのと余り変わりません。
明洞駅に到着したら電車を降り、5番出口に向かいましょう。
5番出口が中心街の明洞通りに出る一番近い出口なので目安になります。

コインロッカー

改札を出る手前に大型のロッカーもあるコインロッカーがあります。
外にもありますが、ホテルに向かうのでなければコインロッカーに荷物を預けて 身軽になた方が散策はしやすいですよね。
料金は大きさにもよりますが、日本のコインロッカーとほぼ同じです。
またJCBのカードを持っている人であれば、明洞に無料で荷物を預かってくれる場所もあります。
出口は反対になりますが、とても便利ですよね。
コインロッカーに預ける場合、その場所をしっかり覚えておく事が大事です。
場所を特定できるものをスマホで撮っておくと、最悪現地の方に聞く事もできるので撮っておくと良いと思います。

明洞通り

さて身軽になった所で明洞の通りを散策です。
通りのお店からは流ちょうな日本語で呼び込みの声が掛かります。
「お兄さん、かんぺきなニセモノあるよ」
「お姉さん、これ以上きれいになる顔パックあるよ」
と言った感じでなかなかの掴みです。
明洞通りは夕方にはずらっと屋台が並んで違う雰囲気になります。

お金の手配

さて、ここまで来てしまえばもう殆ど心配はありません。
ソウルでは観光客の多いエリアであれば日本語でかなり通じます
両替所もたくさんあるので、日本円を両替するのにも困りません。
韓国ウォンは2019年12月18日現在のレートで1ウォン=0,094円程度です。
1万ウォンが大体940円前後といった金額になります。
空港よりは街中の両替商のレートの方が若干有利ですが、ATMで引き出したりクレジットカードで支払った方がより有利なケースが多いです。
また韓国は日本以上のキャッシュレス社会です。
現金(ウォン)が余り無くてもクレジットカードがあれば大抵の支払は可能です。

さて地下鉄の乗り方も覚えました。
駅には日本語の表記も多いので、後は自由に行きたい場所に行く事ができると思います。
東大門市場でも梨花大通りでも好きな所を散策しましょう。
ソウルの街中については詳しいガイドがいくらでもありますので、自分の行きたい場所を
予めチェックしておきましょう。

治安

韓国に行きたいと考えている方の多くが気に掛けているのが、反日の空気と治安の問題だと思います。
今回ソウルを訪れたのは2019年11月で反日問題がかなり過熱している筈の時期でしたが、市内で危険を感じる様な場面は一切ありませんでした。
少なくとも多くの日本人が行く様なエリアでは、個人の感情は別にしても、それ以前に日本人は重要なお客であり、皆さんフレンドリーに接してくれます。
もちろん反日デモの現場などに近づいていけばさすがに それは 危険だと思いますが、それが韓国の日常的な光景と言う訳ではありません。
現地に行くと、メディアで盛んに伝えられている反日報道は一部だけを切り取って伝えているのだと言う事がとても良く分かります。
もちろん今後に状況が悪化する可能性はあり、現地の情報には気を使う必要がありますが、現時点では特別危険な国と言う話にはならないと思っています。
但しもちろん、実際の旅行の判断は御自身の判断、自己責任でお願いしますね。

まとめ

この様にソウルへは個人旅行でも気軽に行く事ができます。
言葉の問題も殆どありません。観光地なら向こうから日本語で話しかけてくれます。
実は今回のソウルは他の国へ行く乗り換え(トランジット)に立ち寄っただけなので余り長居はしていませんので、市内の詳しいレポートはまた別の機会にじっくりさせて貰います。
ツアー旅行にもツアーの良さがありますが、個人旅行もできると選択の幅が飛躍的に拡がります。
興味がある方は、一度個人旅行を経験してみてはいかがでしょうか。 楽しいですよ。

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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