ANA Skyコインの検証

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マイレージ

マイルよりコインがお得!

(2020.01.21.改訂)
ANA Skyコインの解説で、ANAマイレージクラブの会員ステータスが上りマイルからコインへの交換レートが1.5倍、1.6倍ともなってくると、特典航空券とコインの必要マイル数が接近してくるのと言う話をしました。

路線や時期、搭乗便にもよりますが、特典航空券に交換するよりも、コインに変えた方が得なケースさえあるのです。
ANAマイルを特典航空券に交換した場合と、ANA Skyコインに交換した場合とでどの様な差が出てくるかについて、幾つか例を取ってシュミレーションしてみます。

国内線の例

2019年3月末に東京ー福岡の往復航空券(5/24~5/26)を予約するケースを例に計算してみます。
このケースはレギュラーシーズンに該当するので往復特典航空券への交換に必要なマイル数は15,000マイルになります。
ANAは現在変動運賃制度を採用していますが、基準になる「フレックス運賃」で見ると、
片道39,490円往復で78, 980円となります。
フレックス運賃と比較すると特典航空券が断然お得な事は明らかです。
急に飛行機の搭乗する事になった場合などではこの比較もできそうです。

但し実際の多くのケースでは、航空券を予約する時には少しでも料金の安いチケットを探すと言う方が多いと思います。
ANAのホームページで同じ行程の料金を見ると、3月末時点でも様々なタイプの割引運賃の料金が便毎に提示されています。


誰もが購入できるタイプの割引運賃の中で最安値を拾うと、往復23,280円(バリュー55運賃)となります。
ANA Skyコインだと23, 280コインで購入できます。
この為に必要なマイル数を逆算すると

●交換レート1.5だと 15,520マイル
●交換レート1.6だと 14,550マイル
●[参考]特典航空券  15,000マイル(レギュラーシーズン)

のマイルで足りる計算になります。

コインを使うとマイルが貰える

しかもマイルを直接特典航空券に交換する場合と違い、ANA Skyコインで購入した場合には往復850マイルのマイルが貰えます。
そうすると実質的に負担するマイル数は

●交換レート1.5だと 14,670マイル
●交換レート1.6だと 13,700マイル

●[参考]特典航空券  15,000マイル(レギュラーシーズン)

と計算する事ができます。
※実際には1.5倍、1. 6倍の交換レートを引き出す為には一度に5万マイル以上の交換が条件なので、参考値とお考え下さい。
最安値の運賃はどちらも早朝便なので、これだけを比べてどうだ!と言う事には無理がありますが、実際の差は思ったよりずっと少なく、やり方によっては逆転する事もあると言う事は理解して貰えたと思います。
因みに同じバリュー55運賃で最も高い運賃の組み合せだと往復39,480円。
これをSkyコインで購入する場合の実質的な負担マイルは

●交換レート1.5だと 25,470マイル
●交換レート1.6だと 23, 825マイル

となります。

国際線の例

今度は国際線の事例で計算してみましょう。
同じ日程(5/24~5/26)で、東京からタイ(バンコク)への往復航空券を例に計算します。
東京ーバンコク間(レギュラーシーズン)の国際線特典航空券に交換する為の必要マイル数は35,000マイルです。


次にANAのホームページで運賃を見ると、便によって金額は違うものの、提示金額から安い金額を拾うと往復73, 590円(73, 590コイン)となりました。
交換レートが1.6でも45, 994マイル必要な計算になるので特典航空券の優位は動かない様に思えます。
但しマイルを特典航空券に交換した場合は搭乗してもマイルは付きませんが、ANA Skyコインの方は往復でマイルが4,054マイル獲得できます。
そもそも交換レート1.6が得られるステイタスになる為には、ANAのゴールドカード以上を保有している事が前提になっているので、搭乗に対して25%のボーナスマイルが付きます。
計算がややこしくなってきましたが、実質的なマイル負担は
45, 994-(4,054×125 %)=41,942マイル
となります。
特典航空券の35,000マイルにかなり近づいてきましたね。

追加の費用

でも計算はまだ終わりではありません。
ANA Skyコインで購入する際に支払う金額、つまりANAの公式ホームページで表示されている合計金額はサーチャージ税金と言った諸費用を含んだ総額です。
これに対しANAの国際線特典航空券には燃料サーチャージや税金が含まれていません。
今回の東京ーバンコク往復だと6,000円前後の追加費用になります。
つまりこの比較は

(ANA特典航空券) 35, 000マイル+6,000円
(ANA Skyコイン) 41, 942マイル

で比較するのが妥当だと言えます
今回の例ではそれでも特典航空券の方がお得な様ですが、その差は僅かです。
行き先や時期によってはANA Skyコインの方が有利になるケースもあります。



そうなると例えばこの時期のバンコクであれば、特典航空券での予約が取れなければANA Skyコインで取る方法も有るなどと柔軟に考える事ができます。
一概には言えませんが同じ日でも便によって金額は大きく違うので、安い便しか特典航空券が取れない、あるいは全然取れないと言う事であればANA Skyコインの存在感が増してきます。

トップシーズンはとても高い

年末年始のハワイ便などトップシーズの人気路線では特典航空券が殆ど取れないと言われます。
そうした時期·路線でも現金(実際にはカード決済)と同じ様に空席が有る限りは航空券が買えるANA Skyコインは希望便の席を取ると言う点ではとても心強い存在です。
けれども航空運賃は変動価格制を採用している為、トップシーズンの人気路線では運賃が驚くほど高くなっている事も少なくありません
そうなると特典航空券に近い負担で航空券を取る事は難しくなります。
それでもソラチカ・ルートなど効率的な方法でマイルを貯めて来た方にとっては、 一般的な方法より Skyコインを利用する方が遥かに有利な事は間違いありません。

まとめ

それでもやはりトップシーズンを外して旅行できるのであれば、特典航空券を利用するにしてもANA Skyコインを利用するにしてもマイルは大いに威力を発揮します。
もし可能であれば、そうした時期にマイルを利用して、マイルの威力を存分に発揮するのがお薦めとなります。
マイルとSkyコインの両方の特性をよく理解しておけば、それぞれの強みを活かして有効に利用して行く事ができます。
是非、有効に活用して楽しい旅行を手に入れて下さい。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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