国内線カード会社系ラウンジを利用しよう!

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国内線のラウンジ

(2019.05.16.改訂)
空港ラウンジは、飛行機への搭乗前や乗継の間の時間を快適に過ごす為のスペースです。
ラウンジが無くても旅行はできますが、有ると格段に快適になるものです。

ラウンジと言うと国際線のラウンジをイメージする方も多いと思いますが、国内線でも主要空港には全てにラウンジが設置されています。
国内線の空港ラウンジは、空港の利用者数の割に、意外に利用されていない、あるいは知られていない施設です。

羽田空港などはアクセスも良いので、直前に空港入りするからラウンジを使う必要はないと言う方もいるでしょうが、どう利用すれば良いかを知っておいても無駄にはならないと思います。

と言う事で、国内線のカードラウンジについて解説したいと思います。

カード会社ラウンジと航空会社ラウンジ

国内線の空港ラウンジは大きくカード会社系ラウンジと航空会社系ラウンジに分かれます。

カード会社系ラウンジはカード会社や空港の運営会社、あるいはラウンジ運営会社が運営しているラウンジです。
基本的には誰でも有料でラウンジを利用できます。

通常は複数のカード会社や企業と提携し、提携先のゴールド以上のステイタスのカード保有者などは無料で利用できる形式になっています。
一般カードでも無料利用できる所もあります。

一方の航空会社ラウンジは、各航空会社が自社便の上級グレードの座席の乗客や上級顧客向けに設置している施設です。

利用対象者はかなり限られ、カード会社ラウンジに比べて格段にサービスの質が高い事が多いです。

日本の国内線だとANAラウンジ(ANA)やサクララウンジ(JAL)などのラウンジが主要空港に開設されています。

航空会社ラウンジは元より、カード会社系ラウンジでも一般の人にとっては少し敷居が高いと思われる事も多いかも知れません。
けれどもカード会社ラウンジは思ったより対象範囲が広く、一度使うとなるほど便利です。

色々な利用用途も考えられますので、是非ラウンジの利用を検討してみて下さい。

羽田空港の国内線ラウンジ



日本の国内線の中心空港となるとやはり羽田空港でしょう。

2019年4月1日現在、羽田空港の国内線では第1ターミナル、第2ターミナルに合わせて6つのカード会社系ラウンジが設置されています。

□第1ターミナル
◎Power Lounge South
・場所 出発保安ゲート通過後
◎Power Lounge North
・場所 出発保安ゲート通過後
◎エアポートラウンジ中央
・場所 到着ロビー
・シャワー有り(有料)

□第2ターミナル
◎Power Lounge North
・場所 出発保安ゲート通過後

◎エアポートラウンジ北
・場所 ロビー3階
・シャワー有り(有料)

◎エアポートラウンジ南
・場所 出発保安ゲート通過後

羽田空港国内線のカード会社ラウンジは、利用料(1,080円~2,160円)を支払えば誰でも利用する事ができる施設です。
子供については、小人(4~12歳)は半額、3歳までは無料になります。

クレジットカード会社が発行する殆どのゴールドカードやダイナースカード、あるいはアメックスのブルーカードを持っている方は無料で利用できます。

ラウンジの設備



ラウンジ内にはソファが置いてあり、新聞や雑誌も置いてあります。

飲み物はセルフですが、ソフトドリンクはどこのラウンジも無料となっています。

羽田(国内線)ではPower-Lounge North以外のラウンジでは中にラウンジ専用のトイレが設置されています。

エアポートラウンジ中央(第1ターミナル)とエアポートラウンジ北(第2ターミナル)にはシャワールームも有ります。
シャワールームは有料(1,080円)で利用できます。

ラウンジの利用方法



空港ラウンジの利用方法は、ラウンジに行って、受付で当日搭乗する航空券と対象のクレジットカードを持っている人はカードを提示します。

カードとラウンジによっては航空券のチケットが無くても入れます。
対象のクレジットカードを持っていない人は所定の料金を支払います。

航空券はeチケットをプリントアウトしたものでも良いし、ANAマイレージクラブやJALマイレージバンクのカードでも読み取って貰えるので大丈夫です。

シャワー施設の有るラウンジで、シャワーを利用したい場合は受付で申し出て料金を支払います。
もちろん中に入ってから後で申し込む事も可能です

席は自由なので空いている席に座ります。
ドリンクもセルフです。
ソフトドリンクは無料で飲む事ができますが、アルコールは原則有料です。

後はラウンジで思いのままに過ごします。
搭乗時間が近づいてきたら荷物を持ってラウンジを出て搭乗口に向かいます。

ラウンジを利用するケース

空港からアクセスの良い場所に住んでいる人ならば、直前に空港入りしてラウンジを使う必要も無く飛行機に搭乗して飛んで行く事もできるかと思います。

ただ東京以外の方も羽田空港は利用しますし、都内でも新宿圏や中央線沿線などからは必ずしもアクセスが良くありません。

あるいは旅行をして帰りの便では早めに空港入りする事もあると思います。
乗り継ぎ便で待ち時間が発生する事もあると思います。

搭乗予定の飛行機の出発が遅れた時はまさに待ち時間が発生してしまうと思います。

そうした時、ラウンジを使えれば時間の調整がしやすくなります。
ゆっくり座ってドリンクが飲めるだけでも有り難いものです。

女性の方などは特に、旅行から帰る最終日、夏場など飛行機に乗る前に一度シャワーで汗を流して、服を着替えてから帰りたいと言うニーズもあると思います。

まとめ

国内線のカード会社系ラウンジについて、さっとですが解説してきました。

ラウンジが使えると言う選択肢を持っていると、少なくともプラスチックの椅子に座って搭乗時間を待つよりは、格段に快適な待ち時間を過ごす事ができます。

航空会社のビジネスラウンジの快適さとまでは行きませんが、利用すればとても便利で快適なサービスです。

是非一度利用してみて下さい。


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