ウルトラ先得でも大丈夫!?JALの特別対応で安心して帰省や旅行の予約ができます。

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国内旅行

帰省はしたいけれど

旅行や帰省をしたいけれど、日々新型コロナの新規感染者数が大きく変動して直前まで行けるかどうか分からないと気を揉んでいる人も多いと思います。
特に東京都のように新規感染者の数が急に360人などとなってくると、このタイミングで旅行に行って良いものなのか、田舎に帰省して良いものなのかと躊躇してしまうのも無理はありません。
本来であれば早めに安いチケットを押さえて、旅行なり帰省の計画を立てて行きたいところなのですが、今は直前に渡航を取り止めざるを得ないような事態も考えられます。
早期割引のチケットは価格が安い代わりに取り消しが効かなかったり、できても高い手数料が掛かるのが普通です。
ところが今回日本航空(JAL)が、そうした不安を解消してくれる特別な対応を用意してくれました。
安心して旅行の計画が立てられますので是非この制度を確認して下さい。

JALの特別対応

日本航空(JAL)では、新型コロナウイルス感染状況の先行きが見通せない中でも飛行機を安心して予約できるようにと一部運賃の取消手数料を無料(払い戻し手数料は必要)とする特別な対応を行なうことをアナウンスしました。
2020年7月4日~10月24日に搭乗するチケットを9月30日までに新規で購入した人が対象になります。
チケットの購入後に都合が悪くなった場合でも、対象の便の出発前に取消をすれば、取消手数料が掛からず、払戻手数料(440円)のみで取消対応をして貰えるという特別な措置になります。
但し対象便の出発後に予約を取り消した場合は特別措置にはなりませんので注意して下さい。

●搭乗期間 2020年7月4日~10月24日搭乗分
●購入期間 2020年7月3日~9月30日までに新規購入
●対象路線 JALグループ国内線全路線(FDA/AMXコードシェア運航便を含む)
●対象運賃 

 ウルトラ先得、スーパー先得、
 先得割引タイプA・B、
 特便割引1・3・7・21、
 乗継割引7・28
●取消手数料 無料(出発前までの取消が必要)
●払戻手数料 440円

取消手数料は無料(440円)

通常JALの早期割引チケットでは、出発日の55日前までの取り消しであれば取消手数料は無料(払い戻し手数料は必要)ですが、54日前から出発前までの取り消しになるとチケット種別に応じて所定の取消手数料が掛かります。
例えば先得割引であれば運賃額の50%の取消手数料が掛かってしまいます。
航空券の運賃が往復4万円だとすると2万円の費用が掛かってしまいます。
変更できないから安いチケットだとはいえ、かなり痛い出費になってしまいますよね。
とはいえ今から55日も先の情勢を見通すのは本当に難しいので困るところです。
これが今回の特別措置では取消手数料は無料で、払戻手数料の440円のみ掛かるということになります。
往復でも880円なら諦めのつく金額では無いでしょうか。
出発の54日前 から対象便出発前までに取り消した場合の、券種別の取消/払戻手数料は以下の通りです。

運賃通常時特別期間
先得割引運賃額の50%440円
特便割引運賃額の5%440円
乗継割引7運賃額の5%440円
乗継割引28運賃額の50%440円

Go To Travelキャンペーン

国土交通省による空前の規模の旅行支援キャンペーン「Go To Travelキャンペーン」が2020年7月22日から始まっています。
対象の旅行会社や旅行予約サイト、宿泊施設を通して予約し、宿泊を伴う旅行をすると1 人1泊に付き最大35%の割引が受けられるキャンペーンです。
9月からはこれに現地での飲食や買い物に利用できる最大15%相当の地域商品券も追加され、更にお得になる見通しです。
Go To Travelキャンペーンについては記事を参照下さい。

東京は対象外に

旅行・観光業、宿泊業が大きな期待を寄せ、鳴り物入りで登場したGo To Travelキャンペーンですが、7月22日のスタート時点では東京都発着の旅行に関しては対象から外れることになりました。
直近の東京都での新型コロナ新規感染者数が大きく跳ね上がり、感染の全国への拡大が危惧されたためです。
但し東京発着の旅行を支援するための予算は、他とは分けて確保することが既にアナウンスされています。
直近の情報をみると楽観はできませんが、今後の情勢をみながら東京発着の旅行も対象に入ることが想定されています。
そうなれば人気の渡航地を中心に予約が集中することも予想されます。

マインドは変化します

全国的にも今後感染が収まってくれればもちろん嬉しいですし、感染者数が大きくは減らなくても対応方法が確立されてくれば状況は大きく変わります。
それ以上に人々が新型コロナとの付き合い方に慣れてきて(良い面も悪い面もありますが)、次第にマインドが変化してくることも考えられます。
今は未知の部分が多すぎて慎重にならざるを得ない部分も多いですが、日々新しいデータや知見が積み上げられています。
冷静に考えて新型コロナはどれくらい怖いものなのかが分かり、経済とどう両立して行くべきかの合意形成がされれば、社会はその方向に動いていきます。
だったら帰省や旅行の準備はしておいて、直近の事態をみて最終的に判断することができればありがたいですよね。

まとめ

現在航空会社は経験したことの無いような旅客需要の落ち込みを受けて、各社とも厳しい経営状態に直面しています。
そんな中で日本航空(JAL)は損失を被るリスクを引き受けて、航空券を予約しやすい環境を用意してくれました。
こんな時に旅行なんてという声はもちろんあると思いますが、帰省や単身赴任からの帰宅など不要不急とはいえない方もたくさんいます。
また感染拡大に気をつけながら、経済を回して行くべきという考えもあるでしょう。
そうした方が、渡航を前向きに検討できることは素直にありがたいことだと思います。
ただあくまで日本航空による特別な対応ですので、むやみにこの特別措置を乱用するようなことは止めて下さいね。
上手に制度を利用して旅行や帰省のお役に立てて下さい。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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